(15日終値) ドル・円相場(16日6時時点):前日比49銭安の1ドル=104.85円 ユーロ・円相場:同1円46銭安の1ユーロ=115.64円 ユーロ・ドル相場:同0.0083ドル安の1ユーロ=1.1034ドル ダウ工業株30種平均:同10ドル14セント高の18516ドル55セント ナスダック総合株価指数:同4.47ポイント安の5029.59 10年物米国債利回り:同0.02%高い(価格は安い)1.55% WTI原油先物8月限:同0.27ドル高の1バレル=45.95ドル 金先物8月限:同4.8ドル安の1トロイオンス=1327.4ドル (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> 6月米小売売上高 前月比 0.6% 0.2%・改 自動車を除く前月比 0.7% 0.4% 6月米消費者物価指数(CPI、前月比) 0.2% 0.2% エネルギーと食品を除くコア指数(前月比) 0.2% 0.2% 7月米ニューヨーク連銀製造業景気指数 0.55 6.01 6月米鉱工業生産指数(前月比) 0.6% ▲0.3%・改 設備稼働率 75.4% 74.9% 5月米企業在庫(前月比) 0.2% 0.1% 7月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値) 89.5 93.5 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は反落。NY勢の参入後もしばらくは105円台後半でのもみ合いが続いていたが、ポンド円などの下げにつれたほか、日本の3連休を控えた持ち高調整の売りに押されて、1時30分過ぎには105.215円まで弱含んだ。アジア時間につけた安値の105.051円が意識されると105.70円付近まで下げ渋る場面も見られたが、引けにかけては再び売りが優勢に。トルコで軍事クーデターが発生し、トルコ軍は国を掌握したと宣言。地政学リスクの高まりから全般にリスク回避姿勢が強まるなか、一時104.632円まで値を下げた。 なお、ドル・トルコリラは一時1ドル=3.0504リラと1月以来の高値を更新。トルコリラ円は34.38円付近まで急落した。 ・ユーロドルは3営業日ぶりに反落。欧州時間に上値の重さを確認すると、週末を控えたポジション調整の売りに押されて上値を切り下げた。ポンドドルなどの下げにつれた売りも入り、昨日安値の1.10878ドルを下抜けると売りが加速。引けにかけてはトルコでの軍事クーデターを受けた売りも進み、一時1.10247ドルまで下押しした。 ・ユーロ円は5営業日ぶりに反落。ドル円やユーロドルの下げにつれた円買い・ユーロ売りが進み、一時115.488円まで下押しした。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸し、連日で過去最高値を更新した。6月米小売売上高が予想より強い結果となったことで買いが入った半面、高値警戒感も意識され、前日終値を挟んだ水準でもみ合う場面が多かった。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは続落。6月米小売売上高が予想より強い結果となり、景気の底堅さが示されたことから売りが先行。もっとも、「トルコで軍事クーデターが発生」との報道が伝わると、地政学リスクの高まりから安全資産とされる債券需要が強まり、急速に下げ幅を縮小した。 ・原油先物相場は小幅ながら続伸。6月米小売売上高が好調な結果となったことで、先行きの原油需要が伸びるとの期待が高まり原油に買いが入った。 ・金先物相場は続落。外国為替市場でユーロなどに対してドル高が進むと、ドルと「逆相関」が生じやすいとされる金に売りが出た。
出典:GI24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
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