小麦などの穀類や砂糖の主成分である「糖質」を抑えたスイーツが人気を集めている。そごう・西武は「そごう横浜店」で、低糖質のケーキなどを扱う催しを2月中旬から3月上旬まで開催。14日のホワイトデーに向け、こうしたお菓子の詰め合わせも用意した。 そごう・西武の食品部チーフマーチャンダイザー、鈴木基明氏によると、白砂糖の代わりに羅漢果から採った「羅漢糖」などを使用した低糖質スイーツの売り上げは、今年に入り昨年比で約1.5倍。人気が高いのは、チーズケーキ「スリム・レアチーズフレーズ」(540円)や「低糖質ふすまロールケーキ」(450円)だ。 2月14日のバレンタイン商戦でも、健康を気にする30~40代の女性を中心に、低糖質のチョコレートの売り上げが伸びた。 食品メーカーでは、ロッテが昨年9月にノンシュガーチョコレート「ゼロ」(220円)をリニューアル。販売額を1.5倍以上に伸ばしている。[http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2264.T 森永乳業(2264)]の「アーモンドミルクでつくった低糖質プリン」(135円)も好調という。
