JR西日本(9021)は24日、2028年4月から38年3月までの10年間で計1557億円を投じ、山陽新幹線(新大阪~博多間)の将来にわたる安定輸送確保に向けた大規模改修を実施すると発表した。
国土交通省から昨年12月、全国新幹線鉄道整備法に基づく所有営業主体に指定されたことに伴うもので、同日石井啓一国交相に引当金積み立て計画を申請した。
計画では、引当金として今年4月から12年間で総額500億円を積み立てる。この影響で、2016年度から27年度までは営業費が毎年41億円増加する一方、28年度から37年度までは引当金取り崩しで営業費が毎年50億円ずつ減少する。
改修工事では、総延長約367キロのコンクリート橋のうち約68キロで部品交換や表層面の補修を行うほか、切り通し部分ののり面約28.8万平方メートルのうち約6.1万平方メートルで改修などを行う。トンネルでは内部の路盤や上部の各種改修を実施する。
新幹線の大規模改修では、17日にJR東日本(9020)が1兆円以上を投じて工事を行うと発表している。JR西日本は改修費用がJR東を大幅に下回った理由について、「過去に福岡県内でトンネル上部が剥離する事故などがあり、何度も点検、改修工事を行っている」と説明している。
国土交通省から昨年12月、全国新幹線鉄道整備法に基づく所有営業主体に指定されたことに伴うもので、同日石井啓一国交相に引当金積み立て計画を申請した。
計画では、引当金として今年4月から12年間で総額500億円を積み立てる。この影響で、2016年度から27年度までは営業費が毎年41億円増加する一方、28年度から37年度までは引当金取り崩しで営業費が毎年50億円ずつ減少する。
改修工事では、総延長約367キロのコンクリート橋のうち約68キロで部品交換や表層面の補修を行うほか、切り通し部分ののり面約28.8万平方メートルのうち約6.1万平方メートルで改修などを行う。トンネルでは内部の路盤や上部の各種改修を実施する。
新幹線の大規模改修では、17日にJR東日本(9020)が1兆円以上を投じて工事を行うと発表している。JR西日本は改修費用がJR東を大幅に下回った理由について、「過去に福岡県内でトンネル上部が剥離する事故などがあり、何度も点検、改修工事を行っている」と説明している。
出典:時事通信
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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