【指標】
日経225 10/2 前引け
14,382.11円 102.61円安
14,382.11円 102.61円安
始値 14,492.47円
高値 14,569.20円
安値 14,359.98円
高値 14,569.20円
安値 14,359.98円
TOPIX 1,186.83 -3.50
東証1部騰落銘柄数
売買代金 9,889.77億円
値上がり899銘柄、値下がり666銘柄、変わらず183銘柄
出来高 12億9,677万株売買代金 9,889.77億円
JASDAQ平均 1,897.91 -3.19
マザーズ指数 839.79 -3.50
東証2部指数 3,394.16 -16.53
マザーズ指数 839.79 -3.50
東証2部指数 3,394.16 -16.53
【市況】
米国の新年度予算問題に対する不透明感などを背景にした円安の一服感から投資意欲が冷え込み、日経225は前日比102.61円安の1万4,382.11円と反落した。消費税率の引き上げと経済対策は「想定通りの内容」(大手証券)との見方が多く、相場への影響は限られた。東証株価指数(TOPIX)は同6.61ポイント安の1,186.83と4営業日続落した。出来高は12億8610万株(概算)。日経225は方向感のつかみにくい値動きだった。取引開始直後は相場の方向性をうかがう雰囲気を強め、前日の終値近辺でもみ合った。その後、午前9時10分すぎから株価指数先物に仕掛け的な買いが活発化し、一時上げ幅を80円強に広げた。しかし、積極的に上値を追う動きはなく、円相場の上昇とともに下値を切り下げる展開となった。安倍晋三首相が前日の記者会見で表明した消費税率の引き上げと経済対策については、「過大な期待がなかった分、失望感も広がっていない」(銀行系証券)状況。とはいえ、法人実効税率の引き下げ時期や幅などに具体的な言及がなかったため、「物足りなさを感じる」(インターネット証券)との見方は少なくない。サプライズのない内容に終わった会見に、市場の反応は極めて鈍い。国内の政策要因をこなし、市場の目は不透明な海外情勢をにらんでいる状態。市場関係者からは、「新年度予算問題で交渉が難航している米国情勢が投資意欲を圧迫している」(大手証券)との声が上がっていた。後場は、ソフトバンクのほかは、個人主体による低位の材料株のほか、テーマ性のある銘柄での短期的な値幅取り狙いが中心になりそうだ。
【市場の話題】
・ソフトバンク(9984)前引け:7,200円 240円高 年初来高値更新
連日で年初来高値を更新。NTTドコモ(9437)]前引け:のiPhone参入でもシェアに大きな変動はないとの孫社長のコメントが昨日は材料視されたが、本日は、再度アリババの保有価値に関心が向かう状況のようだ。シティではアリババの価値を見直して米ヤフーの目標株価を大幅に引き上げ、ヤフー株は前日の米国市場で大幅に上昇しており、刺激材料につながっているとの見方へ。また、時価総額が三菱UFJ(8306)に急接近していることも話題になっている。
連日で年初来高値を更新。NTTドコモ(9437)]前引け:のiPhone参入でもシェアに大きな変動はないとの孫社長のコメントが昨日は材料視されたが、本日は、再度アリババの保有価値に関心が向かう状況のようだ。シティではアリババの価値を見直して米ヤフーの目標株価を大幅に引き上げ、ヤフー株は前日の米国市場で大幅に上昇しており、刺激材料につながっているとの見方へ。また、時価総額が三菱UFJ(8306)に急接近していることも話題になっている。
・トヨタ(7203)前引け:6,260円 10円安
もみ合い。本日の早朝に米国の9月の自動車販売が発表されている。業界全体では前年同月比4.2%減となり、2年4ヶ月ぶりの前年割れとなっている。レーバーデーの影響に加えて、足元では警戒感も高まっていたため、インパクトは限定的にとどまってはいるようだ。同社に関しても同4.3%減、市場コンセンサスは2.5%減程度であった。
もみ合い。本日の早朝に米国の9月の自動車販売が発表されている。業界全体では前年同月比4.2%減となり、2年4ヶ月ぶりの前年割れとなっている。レーバーデーの影響に加えて、足元では警戒感も高まっていたため、インパクトは限定的にとどまってはいるようだ。同社に関しても同4.3%減、市場コンセンサスは2.5%減程度であった。
・ダイハツ(7262)前引け:1,855円 53円安
売り先行。シティではプレビューレポートをリリースしている。第2四半期営業利益は前年同期比44%減益の200億円と予想、会社計画は上回る水準だが、350億円程度の市場コンセンサスは下回る格好に。急激なルピア安が懸念要因、インドネシアの需要に対する不透明感も強まっていると指摘している。
売り先行。シティではプレビューレポートをリリースしている。第2四半期営業利益は前年同期比44%減益の200億円と予想、会社計画は上回る水準だが、350億円程度の市場コンセンサスは下回る格好に。急激なルピア安が懸念要因、インドネシアの需要に対する不透明感も強まっていると指摘している。
・JAL(9201)前引け:5,810円 170円安
売り優勢。羽田国際線の発着枠の割り当て見通し報道が嫌気される展開に。国内航空会社向け1日16便の割り当てのうち、11便をANA(9202)]前引け:、5便が同社になるもよう。ANAへの傾斜が想定よりも大きいといった見方が優勢のようだ。1便当たりでは20億円程度の営業利益インパクトと試算されているもよう。
売り優勢。羽田国際線の発着枠の割り当て見通し報道が嫌気される展開に。国内航空会社向け1日16便の割り当てのうち、11便をANA(9202)]前引け:、5便が同社になるもよう。ANAへの傾斜が想定よりも大きいといった見方が優勢のようだ。1便当たりでは20億円程度の営業利益インパクトと試算されているもよう。
・GSユアサ(6674)前引け:609円 21円高
大幅続伸。SMBC日興が投資判断を新規に「1」、目標株価を750円としている。鉛蓄電池は国内環境対応車の増加が、リチウムイオン電池は欧州のCO2排出規制が需要拡大の追い風となり、業績は拡大傾向と判断しているようだ。今期の7割営業増益に加えて、来期も6割超の増益を予想している。
大幅続伸。SMBC日興が投資判断を新規に「1」、目標株価を750円としている。鉛蓄電池は国内環境対応車の増加が、リチウムイオン電池は欧州のCO2排出規制が需要拡大の追い風となり、業績は拡大傾向と判断しているようだ。今期の7割営業増益に加えて、来期も6割超の増益を予想している。
・住友鉱(5713)前引け:1,376円 42円安
売り先行。金市況の下落が弱材料視されている。前日のNY金先物市場は3%超の下落、米政府機関の閉鎖は短期で収束するとの見方から米国株が上昇、金への資金逃避の動きなどが後退する格好のようだ。また、銅やニッケルなど他の非鉄市況も下落、非鉄セクターは総じてさえない動きに。
売り先行。金市況の下落が弱材料視されている。前日のNY金先物市場は3%超の下落、米政府機関の閉鎖は短期で収束するとの見方から米国株が上昇、金への資金逃避の動きなどが後退する格好のようだ。また、銅やニッケルなど他の非鉄市況も下落、非鉄セクターは総じてさえない動きに。
・アキレス(5142)前引け:174円 16円高 年初来高値更新
急伸。前日の後場中頃からの好地合いを引き継ぐ形となっている。特に材料は見当たらないが、オリンピック関連の出遅れ株としてクローズアップされているとの見方。スポーツ熱の高まりに伴う「瞬足」の需要拡大期待などがはやされているようだ。株価水準の値頃感の強さなども妙味に。
急伸。前日の後場中頃からの好地合いを引き継ぐ形となっている。特に材料は見当たらないが、オリンピック関連の出遅れ株としてクローズアップされているとの見方。スポーツ熱の高まりに伴う「瞬足」の需要拡大期待などがはやされているようだ。株価水準の値頃感の強さなども妙味に。
・田中化研(4080)前引け:493円 55円高 一時S高
大幅続伸となり連日で賑わう。NEC(6701)]前引け:や積水化(4204)]前引け:、独立行政法人産業技術総合研究所と共同で、新規鉄マンガン系正極を使った次世代リチウムイオン電池を開発したと発表したことが材料視されている。今回のリチウムイオン電池技術は、リチウムイオン電池の低コスト化、環境対応自動車のさらなる航続距離延伸などに貢献するものと。
大幅続伸となり連日で賑わう。NEC(6701)]前引け:や積水化(4204)]前引け:、独立行政法人産業技術総合研究所と共同で、新規鉄マンガン系正極を使った次世代リチウムイオン電池を開発したと発表したことが材料視されている。今回のリチウムイオン電池技術は、リチウムイオン電池の低コスト化、環境対応自動車のさらなる航続距離延伸などに貢献するものと。
・ミクシィ(2121)前引け:1,195円 53円安 年初来安値更新
大幅安。今期の営業損益見通しを10-20億円の黒字から16億円の赤字へと大幅に下方修正したことが嫌気されている。フェイスブックなどとの競合激化やスマホへの対応の遅れなどにより、交流ゲーム事業が低調であることが背景。コンセンサスの今期営業損益は10億円程度の黒字と従来予想の下限水準が見込まれており、想定以上の収益の落ち込みがネガティブサプライズに。また、野村では投資判断を「ニュートラル」から「リデュース」へ、目標株価を1500円から900円へとそれぞれ引き下げへ。
大幅安。今期の営業損益見通しを10-20億円の黒字から16億円の赤字へと大幅に下方修正したことが嫌気されている。フェイスブックなどとの競合激化やスマホへの対応の遅れなどにより、交流ゲーム事業が低調であることが背景。コンセンサスの今期営業損益は10億円程度の黒字と従来予想の下限水準が見込まれており、想定以上の収益の落ち込みがネガティブサプライズに。また、野村では投資判断を「ニュートラル」から「リデュース」へ、目標株価を1500円から900円へとそれぞれ引き下げへ。
・コロプラ(3668)前引け:2,467円 202円高
買い先行。スマホ専用クイズ&カードバトルRPG「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」が9月29日に累計800万ダウンロードを突破したと発表したことが好材料視されている。8月から開始したテレビCM放映をきっかけに、ダウンロード数の拡大が続いているようだ。なお、700万ダウンロードの突破は9月20日、600万ダウンロードは9月10日となっていた。
買い先行。スマホ専用クイズ&カードバトルRPG「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」が9月29日に累計800万ダウンロードを突破したと発表したことが好材料視されている。8月から開始したテレビCM放映をきっかけに、ダウンロード数の拡大が続いているようだ。なお、700万ダウンロードの突破は9月20日、600万ダウンロードは9月10日となっていた。
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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