7/24 前引け 85円安

【市況】
１０時４５分にＨＳＢＣが発表した７月の中国製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、季節調整済み）速報値は４７．７で、前月の４８．２から低下。
１１カ月ぶり低水準となったが、市場では、事前に警戒して下げていたこともあり大きな反応はみられない。
全般に様子見ムードが強い。
しかしマザーズ指数は高い。

ひとことで「難しい相場」。
確かに好決算銘柄に対しての反応がよく、市場は素直であります。
ただアベノミクスいわゆる政策絡みに弾みがつくような材料に乏しく、気迷いムードが濃厚。
このクソ暑い最中、相場もやる気が失せているのだろうか？

とはいえ、個別にチャートを眺めるとよいものが結構ある。
ただ安いからとかそういう理由での物色は止めた方がいい。
大幅に売り込まれた銘柄はあくまでリバウンド狙いで。
右肩上がりの強いチャートには素直に乗る。ただしストップアンドロスをしっかりしていないとやられるので、素人向きの相場ではない。

相場に自信のない人は、高値と相場が始まっただろう地点とをみていただき、半値押しであればとりあえず打診買いという形をとるしかない。
ただし、銘柄内容はよく調べて下さいね。
調べるのが面倒という人は、【市場の話題】で「よいチャートです」などチャートに関するコメントがあったら、その銘柄を調べてみて下さい。

チャート：ヤフーファイナンスより

日経225のチャートをみていると、ドーム型の戻り天井を描いているようです。
この分では8月は甲子園でお休み相場か？
25日移動平均線と50日移動平均線とをみるといわゆるゴールデン・クロス直前。
悪いようにも見えませんが、私の直観（で申し訳ございません）では、上げるようでも大きく下げるようでもない感じを受けます。
ジクジクした相場展開が予想されますので、個別銘柄は別として、全体的には大きなうねりは期待できそうにありません。
だからといって急落もなさそうですので、オプションの仕掛けもここでは様子見です。
5月6月と盛んにオプションのことを話しておりましたが、相場に急変が見込めたからです。
そうでないときはオプションの買いは休み。これは原則です。

個別銘柄（森より木ですね）を重視していきましょう。

【市場の話題】
■7/24 9：30現在市況および市場の話題参照。少し加筆しております。

【7/24前引け指数】
日経225　
前引け　14,692.83円　85.68円安

始値　14,719.64円
高値　14,749.13円
安値　14,630.68円

東証2部指数　3,207.10　-3.98

JASDAQ平均　1,873.98　+1.61

マザーズ指数　823.06　+24.72

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