相場研究所 ■「勝つ!バイオ株投資 Ver.1」 | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

 ぽんたさんから、以前リクエストを頂きました、「バイオ銘柄」ですが、5月18日(土)に、「日経バイオテク/日経マネー主催」・協賛「アンジェスMG、カルナバイオサイエンス、ナノキャリア、UNMファーマ、ラクオリア創薬」で「勝つ!バイオ株投資 ~プロに聞く銘柄選定ノヒント~」に、S氏・I氏2名が参加してきました。品川駅から数分のコクヨホールで開催されました。12時開場とともにほぼ満員状態でした。(申し込みもあっという間に締め切りでした)上場バイオ企業5社が参加していました。プログラムは、「バイオ株投資を始める前に知っておきたい8つのポイント」日経バイオテク編集長 河野 修巳氏・「ナノキャリアの魅力」ナノキャリア代表取締役社長 中冨 一郎氏・「革新的医薬の創薬を目指すカルナバイオサイエンス」カルナバイオサイエンス代表取締役社長 吉野 公一郎氏・「個人投資家からみたバイオ株投資」日経マネー副編集長 真弓 重孝氏・記者 臼田 正彦氏・「ラクオリア 痛みと消化器疾患のエキスパート」ラクオリア創薬代表取締役社長 谷 直樹氏・「アンジェスMGのビジネス戦略」アンジェスMG代表取締役社長 山田 英氏・「人に優しい次世代ワクチンを世界に」UNMファーマ代表取締役社長 道下 眞弘氏・「バイオ株セクターの現状と見通し」エース経済研究所 シニアアナリスト 池野 智彦氏で、休憩時間もほとんどなく5時間に渡るかなり内容の濃いものでした。個々の会社についての内容は、HPやパンフレッをご覧になればわかると思いますので、「バイオ株投資を始める前に知っておきたい8つのポイント」日経バイオテク編集長 河野 修巳氏・「バイオ株セクターの現状と見通し」エース経済研究所 シニアアナリスト 池野 智彦氏 の話を中心に書かせていただきます。禁転載等の記載がありませんでしたので、出典を明らかにして原文のまま載せさせていただきます。

出典:「バイオ株投資を始める前に知っておきたい11(?)のポイント」より

1.バイオ株はどれくらい上がっているのか?
 
「日経BP・バイオINDEXの推移(対象32社)2004/4/1を1000とすると長い間200を切っていた。山中教授がノーベル賞を受賞したのをきっかけに上昇に転じて現在800くらい

2.どんな企業がバイオベンチャーなの?
 
 ・創薬系「ナノキャリア、オンコセラピー、そーせい、アンジェスMG、シンバイオ製薬、キャンパス、ラクオリア創薬、UNMファーマ、アールテック・ウエノ、メドレックス、ジーンテクノサイエンス、3Dマトリックス、DWTI、メディシノバなど」

・創薬支援・試薬系「トランスジェニック、DNAチップ研究所、PSS、総医研、カイオム、免疫生物研究所など」

・再生・細胞医療系「J-TEc、セルシード、メディネット、テラ」

・ハイブリッド(創薬支援試薬+創薬)系「カルナバイオサイエンス、タカラバイオ、メディビック」

・食品・環境系「ユーグレナ、ファーマフーズ」

3.バイオビジネスのリスクの大きさは?
 
 再生医療≒独自創薬>導入創薬(他社が開発している品目を導入)>創薬サービス・試薬

4.今回もバブルじゃないの?

 以前と最も異なっているのは成熟度・バイオビジネスの成熟には時間がかる・黒字、あるいは黒字に近い企業が増えてきた・主要開発品目が発売、あるいは後期段階に入っている。

    COPD治療薬「シーブリ」・再生軟骨「ジャック」など

5.医薬品開発のプロセス
   
 「ターゲット同定(2~3年)」→「化合物のスクリーニング(2~4年)」→「非臨床試験(動物実験・3~5年)」→「臨床試験(フエーズ1~3)・(5~7年)」・「承認申請(1~2年)」→
「販売(上市)」
  最初の発見から発売まで20年は当たり前・総開発費用は数十億円から多い時は数千億円

6.臨床試験とは何か?

 ・人を対象に医薬品候補の有効性と安全性を検証するための試験
 ・フエーズⅠ:健康人対象、主に安全性、数人から十数人、1年から2年
 ・フエーズⅡ:患者対象、少人数(数十人から数百人)で有効性を確認、用法・用量を決定。1年から2年 
 ・フエーズⅢ:多数の患者を対象とした最終的な試験、数百人から数千人、2年から5年

7.バイオ投資における情報の非対称性

・バイオ投資は未だに個人投資家が中心・そのため情報の非対称性が大きい・そこにチャンスがある

8.臨床試験の結果をどう読む?

 ・まずどの段階(フエーズⅠ、フエーズⅡ、フエーズⅢ)の試験かを確認する
 ・最も重要なのは「主要価値項目」が達成されているかどうか
 ・(注意)フエーズⅢが数本必要な場合もある


9.赤字企業に価値はあるの?

 ・創薬ベンチャーの過半数はいまだに赤字
 ・創薬ベンチャーは先行投資が大きく、製品化成功後に黒字になる

10.創薬ベンチャーの収益源はライセンス契約

 ・ライセンス契約とは、候補化合物の権利使用を許諾すること
 ・アップフロント(契約一時金)、マイルストーン、ロイヤルティから構成されている

11. 次に上場するのは?

   ・ペプチドドリーム
    東京大学発ベンチャー、6月11日にマザーズに上場決定、独自の創薬技術を大手企業に提供 既に9社と契約済み、3期連続で黒字を計画

   ・リプロセル ●IRはこちら
    京大・東大の研究成果を融合したベンチャー・ips細胞関連特許を導入して製品ヤ」サービスを開発・京大ips細胞研究所と密接な関係

   ・アセキュラ
    米企業だが社長は慶応大学医学部出身の元眼科医・米国では失明原因第1位の加齢黄斑変成の治療薬を開発中・開発に成功すれば、ウエット型の治療薬としては世界初、大型品へに期待・大塚製薬と提携済み

※ 上記7の「バイオ投資における情報の非対称性」

・バイオ投資は未だに個人投資家が中心・そのため情報の非対称性が大きい・そこにチャンスがある

とは、「メディネット」の動きで。説明させていただきます。「リプロセル」が上場すれば、、「メディネット」は株主としてのメリットがあり、株価が上昇する可能性が高いということは以前から言われていました。しかしながら、IR発表直前の動きは「他のバイオ株」と同じような動きをしていました。発表後の動きは皆様ごらんの通りです。講演の中では、別の「バイオ株」を例に取り上げて説明をされていました。、「バイオ株投資を始める前に知っておきたい8つのポイント」日経バイオテク編集長 河野 修巳氏・「バイオ株セクターの現状と見通し」エース経済研究所 シニアアナリスト 池野 智彦氏 の話は次回にしたいと思います。
 
 「兜町のカタリスト」と言われている、櫻井英明氏(ストックボイス火曜日前場・水曜日後場担当、ラジオ日経は?)が、よく足でかせがないと(会社訪問やIR説明会に参加する)言われていることが、今回よくわかりました。
 本文章は、資料に「禁転載」等ありませんでしたので、引用させていただきました。耳寄りな情報?
「日経マネー」を定期購読すると書店発売の1日前に宅配されるそうです。