先読み作戦指令室=リプロセル:再生医療製品開発が順調に進展
9時36分配信 モーニングスター
リプロセル(4978)に注目したい。
京都大学・東京大学発のバイオベンチャー。iPS細胞分野で世界の最先端を走っているが、具体的には(1)iPS細胞の研究試薬、創薬支援など研究開発支援(2)iPS細胞、幹細胞などを活用した再生医療製品開発――で展開を図っている。
研究開発費が先行する業態のため、20年3月期も連結営業赤字が続く見通しだが、順調に新薬開発は進展。(2)の開発パイプラインは体性幹細胞製品の脊髄小脳変性症治療の「ステムカイマル」が希少疾病用再生医療等製品として18年11月に正式に指定され、全国の医療機関と治験実施に向けて準備中。ips細胞由来グリア前駆細胞製品は米国Qセラ社と共同で新たな筋萎縮性側索硬化症向け、横断性脊髄炎向けとも前臨床中。
9月11日には上海拜力生物科技と中国における販売業務提携を開始したと発表したことや、インドでの生体試料バンク展開も期待材料だ。
株価は8月29日に196円まで押してから底入れ反転、順調に下値を切り上げてきている。年初来高値は284円(2月19日)。
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出典:モーニングスター社
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