9時22分配信 フィスコ
材料銘柄
新明和工業<7224> 1325円(9/26)
26日大引け後に自社株買いを発表。消却前の発行済株式総数に対する割合は27.38%とインパクトのある数字だ。株主にとっては一株当たりの利益が増えることになる。消却前の時点ですでに配当利回りが6%超となっていることを考慮すれば、株主還元の度合いの大きさが窺える。なお、7月末に発表済みの20年3月期第1四半期業績は、営業利益が前年同期比65.6%増の21.98億円と大幅増益を達成している。
新興市場銘柄
Amazia<4424> 3760円 (9/26)
前日に19年9月期業績予想の上方修正を発表。売上高は従来予想の30.27億円から33.80億円、営業利益は同3.00億円から4.05億円にそれぞれ見直した。継続的な人気作品の配信やGWの好影響等により、「マンガ BANG!」の月間アクティブユーザー数が増加したこととユーザーの決済率が高まったことが主な要因であるという。
テクニカル銘柄
デンカ<4061> 3065円(9/26)
昨日ザラ場高値3090円は12日に付けた直近高値3085円を上回り、75日移動平均線を上抜いて終了。日足の一目均衡表では、終値が7月8日以来の雲上復帰となって三役好転が完成し、買い手優勢が鮮明になった。10月2日にかけて応当日の株価下落で遅行線の強気シグナルが増大しやすくなるほか、雲上限が切り下がるため、三役好転後の強地合いが強化される展開が予想される。
テーマ銘柄
丸大食品<2288> 2307円(9/26)
豚コレラの流行で国内産豚肉の安定供給が懸念される一方、鶏肉や海外産原料を使ったハム・ソーセージ類の販売価格に上昇圧力が増している。昨日は2357円まで買い進まれ、年初来高値を更新した。25日移動平均線や75日線など主な移動平均線が上向いており、ボリンジャーバンドでは+2σ付近で推移しているため、上値追いの継続が予想される。
本日の投資戦略
26日の米国市場はNYダウが79.59ドル安の26891.12、ナスダック総合指数が46.72pt安の8030.66と下落したが、シカゴ日経225先物は大阪日中比105円高の21965円と堅調だった。27日早朝の為替は1ドル=107円80銭台と、昨日大引け時点比で約20銭の円安。本日の東京市場では、円安を支えに任天堂<7974>やトヨタ<7203>をはじめとする輸出関連銘柄を中心にしっかりとした値動きが予想される。また、米SOX指数の小幅上昇から村田製<6981>やアドバンテスト<6857>など電子部品株も底堅い推移が予想される。ただ、本日は9月中間期の権利落ち日のため、大手銀行株など高配当銘柄ほど配当落ち分の埋めは難しくなろう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された日清食HD<2897>、日東紡<3110>、コスモス薬品<3349>、TIS<3626>、トリケミカル<4369>、太陽HD<4626>、オークマ<6103>、SMC<6273>、コマツ<6301>、ハーモニック<6324>、ダイキン<6367>、ダイフク<6383>、CKD<6407>、日精工<6471>、安川電<6506>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9434>、ミスミG<9962>などに注目。
出典:フィスコ
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