酔いどれぐっちの酒と映画と音楽と… -17ページ目

酔いどれ一人旅 その②

今、伊東のひとつ前の宇佐美海岸にある海の家「うさみかん」に来ています。

夏の一人旅の時は必ず海でボディボードをすると決めているのですが、この宇佐美海岸は穴場で海の家が貴重品預かり込みで1000円、ボディボードも1時間500円でレンタル出来ます。

今日はあいにくの天気ですが、波は最高で90分ノンストップでボードに乗ってました。

今まで3回宇佐美海岸に来ましたが、今回が最高の波でした。

一昨年は釣り堀か!ってくらい波が穏やかで、去年は浮気して白浜海岸に行ったらこれまた釣り堀状態で、これなら近場の宇佐美でも変わらんわ!って事で戻って来たら、今年は最高でした。

かといって、来年も同じかと言う保証は出来ませんが。

でも今日は8時30分からボディボードしてましたが、海の家前の海は自分が独占状態でした。

土日に来た事はありませんが、何と言っても人が少ないのがイイ!

生ビールをグビグビまったりと過ごす事が出来ます。

いつも言っている事ですが、朝及び昼間から飲む酒は何とうまい事でしょう!



酔いどれ一人旅 始まり~

新企画始めました。

ここ5年程、毎年夏になると伊東にあるトリスバーで飲む、と言うのをやっておりまして、折角ブログもやってるんでちょいと記事にしてみようかと。

目的地の伊東トリスバーに行くまで、のんびりとチビチビ飲みながら旅します。

酔いどれと名乗っている以上、やはりお酒は欠かせない存在であり、そしてすでに朝の6時から飲んでるという。

完全にダメな大人ですね…



ターミネーター:新起動 ジェニシス

を観てきました。

「最初の30分間は」面白い映画でした。

内容はもう言うまでもありませんが、2029年人類が機械軍に支配された未来にて、機械軍にほぼ勝利を収めようとしていた救世主ジョン・コナーを抹殺すべく、その存在自体を無いものとする為ジョン・コナーの母親であるサラ・コナーを抹殺する為に1984年のロサンゼルスにターミネーターを送り込み、それに気付いたジョン・コナーは母サラ・コナーを救うべく部下のカイル・リースに後を追わせて…というものです。

まぁ、タイムトラベルなんて誰も体験した事が無い話なので、どう話を変えても文句は言えないんですが、今回の映画は「う~ん、これはちょっと無ぇだろう」と思ってしまいました。

今回のターミネーターはあのシュワルツェネッガーがターミネーターとして出る!というのが売りになっていて、今では60を超えたシュワルツェネッガーをどう出すんだよ!と思っている人が多数いると思われますが、既に1作目でシュワルツェネッガー扮するターミネーターT800型は人間と同じ生体組織で覆われていて、その為に生体組織しか転送できないタイムマシンにも乗れたと言及されていて、人間と同じ生体組織と言う事はすなわち人間と同じように老ける!という理屈でそのまんまのシュワルツェネッガーで出ています。

ちなみに今回のターミネーターのストーリーは、今まで公開された1~4の内「1と2」の続き的な位置付けで「3と4」は全く無かった事になっています。

この映画で面白いと思ったのは、現在と未来のシーンを結構均等に描写している事です。
シリーズの1~3は未来の描写はほんのチョットで4は逆に未来の話のみだったのを、今回の5は未来での描写を結構細かく表してから現代への描写に繋げています。

まぁ面白いと思ったのも「最初の30分」だけですが。

ターミネーター及びカイル・リースが現代に転送されてくるシーンは1作目にオマージュを捧げてるらしく、ほぼ完コピ状態です。
ターミネーターのシリーズを知っている人達にとっては思わずニヤりとしてしまうシーンです。

そしてそのターミネーターはちゃんと若い頃のシュワルツェネッガーと現役のボディビルダーの首をすげ替えた姿で、1作目と同様にチンピラに服を寄こせと迫るシーンは素晴らしい出来です。

その若いシュワルツェネッガーに老いたシュワルツェネッガーが戦いを挑むのが最初の見所です。

そして2作目に登場したT1000型液体金属ターミネーター(2作目で演じたロバート・パトリックの首をすげ替えることはせず、今回はあのイ・ビョンホンが出演しています)とのバトルが2回目の見所になっています。

このイ・ビョンホン、意外と役にぴったりとフィットしていて全然違和感を感じさせません。
先述の若いシュワルツェネッガーとイ・ビョンホンがメインの冒頭30分はとても面白かったのですが、この後まさかあんな展開になるなんて…

ホント「それやっちゃダメだろう」な感じで、もうその後は惰性で映画を観てました。

問題なのはキャスティングにもあるのかと。
サラ・コナーを演じる女優がもう「少女」にしか見えなくて、1作目のリンダ・ハミルトンが少々老け顔だったとしても、もう少し大人な顔をした女優をキャスティングした方が良かったのでは。

この映画ではサラ・コナーは9歳の時にターミネーターに襲われていて、先述の若いシュワルツェネッガーが来た時には9歳のサラを助けて今は老いたシュワルツェネッガーとタッグを組んで、若いシュワルツェネッガー及びイ・ビョンホンを撃退する程の女戦士になっているのですが、見た目が少女なんで全然説得力がありません。

そしてもう一人、あのキャスティングはってのがあるんですが、これを言うとネタバレになってしまうので言えません。

ただね、あの役に悪役顔の俳優をキャスティングしたらネタが割れてしまうと思うのですよ。
しかも映画の紹介番組で軽くネタばらししてたし。
宣伝会社の人はもう少し考えて素材を提供しないとダメですよ。

確かに多少はセンセーショナルな方が客は呼びやすいと思いますが、その為に映画がつまらなくなるようでは本末転倒かと思います。

てな訳で、「最初の30分」だけは面白いと保障したいくらいですが、その後は知りません。
でもDVDを借りて観るくらいの価値はあるかなぁと思います。

結論:
ジェームズ・キャメロン監督作を超えるターミネーター映画は今後現れる事はないでしょう
(ってあんまり言いたくないけど…)