いつか別れは来るんだな | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

家事代行業がキャンセルになった日も、

娘の帰省の日にちを間違えて用事のなかった有給の日も、

ワタシは趣味の整理収納をしちょりました。


家の全てのモノにおウチを用意してあげるのが、

ワタシの流儀なんで。

爪楊枝のストックや、

いただいてすぐに食べないアメちゃんだって、

我が家に入ってきたからには、

おウチが欲しかろう。

使用頻度に応じて、

使うときにはすぐ取れる場所におウチを作るのじゃっ。

そこいらへんにずっと置いとくなんて、許さんぜよ。


コレがなかなか大変なのよ、

時間かかるのよ、

アタマひねるの。

すぐにモノが買えちゃう現代だと、

ストックする場所も溢れがちになるからなあ。


んでワタシは魔法使いではないんで、

w、

仕舞うための箱とか袋とか、

仕切るためのモノとか、

引っかけるためのフックとか、

ちょっとしたモノが必要になるので、

できるだけ家にあるものを使おうとはするものの、

足りない、無いものを買うために、

100均をウロウロするのです。

安価で、

汚れがつきにくく、

ついたとしても落としやすく、

もしくは惜しげなく捨てられるものを探して。



街にある大きな100均やインテリアショップに行くのに、

オシャレして出かけたくなり、

長らく着ていなかったワンピース、

(ロングブーツと合わせてよく着てたんだけども、

ロングブーツは足が痛くなりそうで履かなくなり、

このワンピースも出番がなくなったてたのよね。)


母が叔母のために作ったワンピース、

を手に取ってみました。


あ。

虫にやられとるわ。

ウールのちりめんでした。


(猫はなぜか乗るw)


母よ。

あなたは正確にきちんと仕事をする人だったねぇ。

昔の女たちは、

おしなべて、

繊細で丁寧なことをやってのける人たちばかりだったよねぇ。





カフスや前立てやファスナーだわ。

ボタンホールも、ミシンの付属の機械で綺麗に作ってあるわ。

総裏だよん。


もうワタシ、

こういう手作業をする、

緻密さと根気を無くしたかもしれないw

め、

めんどくせぇw

買った方が早くて安いんだものっ。


母の仕事っぷりにまた感激したのと、

何もせずに捨てちゃうのがもったいなくて、

リスペクトを込めて、

記事にしました。

(でも捨てちゃうんだけどね。)


…前半の整理収納のことからどえらく離れました。

が、

ワンピースを捨てたことで、

他の、

充分に着た衣類も何枚か捨てました。



整理収納は、

捨てることも必須です。

暮らしていたら、

絶対にダメになってしまうモノもありますから。

それをどこかで見切らないと、

ゴミガラクタだらけになります。



春が来ますね。


春は出会いと別れの季節です。

さあ、

残念ながら、

寿命が来たものは手放しましょうね。


そして長く愛せる、

あなたに寄り添ってくれるモノを迎えましょ。