おばあちゃんを思い出したハナシ | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

お昼休みになぜか布団のハナシになり、


昔はワタの布団だったよね、打ち直し、天気のいい日にワタを出して干してたよね、というハナシを、70過ぎのHさんとしていた。


今考えると、昔の人ってすごいよね。

あんなめんどくさいことを、みんなやってたんだよ?

着物だって分解して洗って、伸ばして干して、また仕立てて。

シンシハリ(漢字が出てこない)と言うらしい。


ぎょえぇ、

ワタシ現代人としてはかなりなんでも自分でやるほうだけど、

布団の打ち直しやシンシハリは、

正直やりたくないw

めんどくさぁw



ハナシを元に戻そうw

そこから、

そのHさんのお孫さんが遊びに来たときに、

布団におねしょをされてしまった、

というハナシを聞いた。


もちろんそのHさん、

怒ってはいない。

5、6歳の子供だからね。


ワタシは、

「きっとその子が大人になって、ふと思い出したときに感謝するよ。」

と言った。

「そやろか。思いださへんのとちゃう?」

とHさんが言うので、

ワタシは自分が子供の頃のハナシをした。


ワタシは弟と7歳、歳が離れている。

母が弟を出産で入院しているとき、

父の母、(正確には父の継母なんだけど。)

おばあちゃん、

と一緒に寝たことがあるのだ。


「ワタシはおねしょをしたわけではなくて、

おばあちゃんはワタシの冷たい足を、

自分のふくらはぎに挟んで温めてくれたよ、

母とは気の合わない人だったけど、

ワタシもそんなに好きなおばあちゃんじゃなかったけど、

そうやって愛情をかけてくれたこと、

今思い出したわw

57歳で感謝したわw」


「w」


というハナシをした。



まあみんな、

きっとそうやって小さな愛情をかけてもらって、

大人になっていくんだろう。


いろいろあるさw

すごく好きなタイプのおばあちゃんではなかったけど、

鬼のような人ではなかったw



おばあちゃん、孫は感謝しております、

安らかにお眠りくださいw