先日ね、
○レスメンテナンスの仕事で修理をしました。
クリーニングによって縮みが出て、
表地と裏地の長さが変わってしまい、
表地と裏地が縫い合わさっているので、
ふきだし、
という状態になってしまった○レスの裾を縫いました。
…やってもたーっ。
ちゃんと考えて縫ったつもりだったのに、
裏地をたたみ込み過ぎて、
ふくろ、
になってしもた。
2時間近くかけて、
裾の半分を縫ったのに。
(ふきだし、や、ふくろ、
と言われても伝わらないかもしれませんが、お許しください。)
アイロンで押さえられないかと数人でちょっとやってみても無駄でした。
ワタシは「ごめんなさい。ほどきましょ。」
と言い、
目打ちでほどきました。
…この日はめっちゃ大変な日だったんだよねー。
終わる予定が8時半だったの。
…ご、ご、ご、
ごめんなさいっ。
トシくってるくせに、
6時でとっとと帰るくせに、
なんの役にも立たないワタシを許してっ。
てか迷惑かけてごめんなさいっ。
申し訳ないっ。
かたじけないっ。
(↑咄嗟に浮かんだ言葉だけど、使い方間違っている気がするw)
ああなんか恥ずかしい。
ワタシはしくじると恥ずかしい。
(アタマのなかには、
髭男の歌、
「♪ごめんね〜〜〜」
というフレーズが流れていた。
もちろん歌わないわよ、しばかれるわよ、今そんな軽く歌えるワケないでしょうがw)
でもね、
優しい、
デキる、
4年目の社員のSちゃんが、
「(ふきだしを直すのは)難しいですもんね。
せっかく綺麗にまつってくださったのに。」
と、
超絶あたたかい言葉をかけてくだすった。
Sちゃん…、
なんて良い子。
ちっ、とか思わないの?
このクソがぁっ、
と、
ワタシならきっと思う。
w
そして口には出さずとも、
そういうオーラは滲み出てしまうものなのに。
ありがたいと思いましたわ、
ワタシの世界がこんなに心根の綺麗な住人ばっかりだということに。
ああ神様ありがとうございます。
オレもSちゃんみたいになるよ。
自分が出した気持ちは、自分に返ってくるからね、
きっとSちゃんは優しい世界に住み続けられるだろう。
ワタシ、
とっても素敵な世界に住んでいます。
ありがたや。