モノへの考察 | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

昨日は岡本という場所の、雑誌に載っていた雑貨屋に行ってきました。


アジアのアルミ缶とか、

鍋とか、

食器、

カゴ、

ワタシでも躊躇いなく買える、

値段もカワイイものがいっぱいありました。



写真は、

全部じゃないけど、

こんなモノたちを買って帰ってきた。


た、

たまらんっ。

カワイイっ。


そして帰り道に、

いつもの商店街に寄って、

廃れた感じの調理雑貨店に入り、

ついに、

ホーローの保存容器を買い、

♪冷蔵庫で糠床 はじめましたぁ〜〜〜

(音としては、レゾコ です、

冷やし中華はじめました、ですわ。)



せっかちなんで、

熟成糠床買っちゃったw


ネットで見ていた野田琺瑯のぬか美人という保存容器は、

5300円くらいで、

持ち手もついていて可愛かったんだけれど、

廃れたお店のは3500円くらいだったので、

ネットで注文して届くまでがめんどくさいし、

即決。

ワタシのささやかな工夫は、

100均の貼り付けるフックを使って持ち手にしたところ。

だって冷蔵庫の棚から引き出すのに持ち手が欲しいやん。

剥がれませんよ、5キロまで大丈夫なのよ♪



日曜日の恒例の、

家族でトーストを食べて、

息子が、「日曜美術館」を見ています。

天皇が持つ剣とか、

衣装とかの制作の様子を紹介していました。


スゴい。

この手作業の細かいことよ。

金を彫刻したり、

絹を染めて織り出す、

人間の集中力てスゴい。

はぁ〜。

感嘆のため息が出ちゃうわぁん。


ワタシ天皇とか坊主とかは、

ぶっちゃけ居なくなってもいいと思ってるんだけど、

こういう工芸品、

いわゆる庶民が手にすることのない、

身につける必要のない、

技術の粋を集めたようなモノ、

を、

人の手で作り出すということを、

やめてほしくはないのね。


天皇とか坊主とかが居なくなっちゃったら、

こういう工芸品を作る人も居なくなっちゃうんだろうなと思うと、

かなり残念。



ワタシは絶対にあんな手のかかるものを所有したいと思わないけれど、

自分があんな細かい作業を息を止めてし続けるのも無理だけれど、


美しいものを生み出したいという人間の願いが、

存在している世の中は素敵だなと思いましたわ。



まあワタシは、

この頑丈で無骨でちょっとカワイイものたちを、

惜しげなく使って、

この人生を楽しみますw