ドレ○の修理をしていた。
ドレ○は、
ドレ○の吊り紐をハンガーの溝にくるくる回して引っ掛けて、
透ける布地のカバーをかけ、
肩の部分からガバっとはだけてある。
所定のラックに修理し終わったドレ○を掛けたら、
このはだけている部分の、
目の大きなレースの糸が、
ワタシの着ている制服、
黒いエプロンの後ろのボタン、
に、
引っかかってしまった。
ワタシが後ろに手をまわして、
ボタン部分の引っ掛かった糸をなんとか外そうとしたのだが、
見えないので外せない。
無理をすると、引っ掛かかった糸をプツンと切ってしまいそうだ。
ワタシのそばに人がいなかったので、
ワタシは大きな声で言った。
「誰か助けてくださいぃ。」
ワタシの2、3メートル先にいた、
壁に背中をつけて座って、
下を向いて縫い物をしていた5、6人が、
ギョッとしてワタシを一斉に見て、
一瞬シーンとなり、
ゲラゲラと笑ったw
ラックの陰から社員の女の子が出てきて、
ゲラゲラ笑いながら、
引っ掛かかった糸を、
1分くらいかけて、外してくれたw
縫う仕事のリーダーのDさんが、
「早く助けてあげてw」と言って、
さらにみんな笑ったw
真面目に声を出しただけなんだけどw
笑われようと思ったわけじゃないんだけどw
「助けてくださいぃ」
が、
なんだか絶妙に可笑しかったらしいw
いやワタシは心から助けてほしかったのよw
ワタシてなんかカアイラシイようなのよw
なんか笑われるのw
(どことなくバカっぽいw)
なんかそういう自分が好きw
いやコレ読んでるみなさんには、
そんなに伝わらないとは思うけどw