蕨 思い出の味 そしてババア呼ばわり | 奥歯にものは挟まずに

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認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

時間はあるので、わらび、蕨を買って、重曹を入れて茹でて、
お浸しにしました。
2ワで150円。
(高かったら買わないんだよなぁ、ワタシw)

夕食に出しましたら、意外と好評。
ほろ苦くて、噛むとニュルっとする、
ワタシにとっては実家にいた頃に、
(ワタシ秋田県出身なんで。)
毎年さんざん食べた味。

旦那も食べたんですと。
ツクシや、ふきのとうなんかも食べたんだそうだ。
旦那は東大阪と、奈良と京都の重なり合うようなところで育って、
山ではないし、住宅地だったようだし、
そういうところの関西人は山菜は食べたことがないんじゃないかと思ってた。

「母親(このブログのかつての主人公、お義母さん)が、わらびがあると喜んでたわ。
一緒に摘んだことあるわ。
おれ泣きそうになったわ。」

「何で食べるの?」

「一緒や、お浸しやな。醤油かけてたわ。」


旦那にとっても、
意外に、
思い出の味だったんだね。
知らなかったわぁ。


もしもお義母さんが生きていて、
蕨のお浸しを出したら、喜んでくれたろうか。


あ、でもあのババア、茹でただけのブロッコリーとか嫌いで、
こそっと犬にやったりしてたけどw