春、叫びながら片付ける嫁 | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

や〜すんでもやすんでも
あ〜ああ〜ああ やることあ〜るぅよ〜
(原曲
♪あ〜いし〜てもあいしても
あ〜ああ〜ああ ひ〜とのつ〜まぁ〜
誰だっけ?
目の見えない人じゃなかったか?)


春ってさ、
毎年思うんだけれど、
あったかダウンとかかさばるコートとか、

どこにしまえばいいのだろう?

って思いません?


んで、
いろいろ捨てております。


もう編まないわ、と思った古い毛糸とか、
ハギレとか、
毛玉だらけになった、ふた冬きたカーデとか。
簡単に洗えない、
気にいらないウールのパンツとか。

ええーい、
やっちまえーっ。


そして流れのままに、
なぜかとっておいてしまっている、ワケのわからないネジだの金具だのカーテンレールだのを捨てた。

薬箱にある古い薬も、
茶色くなった20年前の弁当箱も、
キティちゃんがついたフォークなども。




みんなーっ。
捨てちゃいなーっ。

あなたが着ないものは、
誰も着ないぞーっ。
来年着るものがなくたって、
GUに行けば何か買えるぞーっ。

薬とか2年前に処方されたやつ、
取っておいちゃだめだぞーっ。
効かないぞーっ。
医者行け医者にーっ。

茶色くなった弁当箱を持って出かけるなーっ。
貧乏くさいぞーっ。
孫にはキティちゃんはウケないかもしれないから、フォークもいらねーぞーっ。
100均行け100均にーっ。
アナ雪とかディズニーもあるぞーっ。



お義母さんの家も、
いつか叫びながら片付けよう。