愛する娘のご紹介 セキララ風味(下品な言葉遣いの母娘) | 奥歯にものは挟まずに

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認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

お義母さまのお見舞いに、
旦那(お義母さまの嫡子の長男)と、
娘(今年29になる毒舌のむっちゃ面白いオシャレな女)とで行った。

お見舞いを終えて、
病院の敷地を出て、
旦那とワタシがタバコを吸いながら、
お義母さまの様子を話した。

ワタシはお義母さまをちゃんと観察しているのだ。
お義母さまはベラベラ喋るが、
拘束ツナギを着せられている。
お義母さまの爪の裏は、黒かった。
爪の生え際の溝も、黒かった。
てか茶色だ。
…弄便したな、こいつ。
きっとウ○コいじったんだわ。
(えっと、
ワタシの心の中は乱暴な言葉遣いをつねにやっている。)
旦那と娘がお義母さまの手を握っていたから、
病室では言わなかったが、
その場で2人に告げた。
娘も、
おばあちゃんの手が茶色だったのを気がついていた。
「ロクに食べてない人なんだから、腸内細菌が死んだものやろ。
平気やわ。」
と娘は言った。
娘よ、老いるということを、
少しだけでも知っておいてな。

看護師さんはワタシにそういったことは言わなかったが、
ええ、ええ、
わかっておりますとも。
お義母さまはワタシたちに良い顔を見せているが、
たまにロクでもないことをするのだろう。
 


ワタシが看護師さんにお義母さまの食欲のなさを相談したときの会話を、
娘は聞いていた。

「このおばはん(←ワタシのこと)、
看護師さんに、『お孫さんですか?』って聞かれてんねんで。
んでこのおばはん、まんざらでもない顔して、
むっちゃ笑顔で、
『いえいえ♡ヨメヨメ♡孫はあの子♡』(あの時ワタシは娘を指差した。)
って答えよったわ。
調子のっとるで。」
と、父親、=旦那に報告した。
(まあワタシの娘だから、乱暴な言葉遣いだわよw)

うふふふふ♡
お義母さまの孫と間違えられたわ♡
いいじゃないの、そのくらいの気分の良くなることがあってもさw
るるるるるん♪


お見舞いのあとの初詣の道中で、
娘は父親をダサい気色悪いといじりたおした。
娘の彼氏は(娘にとっては)オトコマエなのだ。
「私は親は選ばれへんねん。
たまたま父親がブサイクやってん。
オカン(ワタシのことよ)は、ようこんな汚いの選んだわw」
と、
ディスられまくった。
ワハハ、
ワタシもそう思うよw

娘は口が悪い。
でもその表現が面白くて、
言いたいほうだいの言葉の中に、
親愛の情がこもっている。
文面では伝わらないだろうけど。



娘は、
ワタシと旦那みたいな、
昭和の関係性の夫婦、
ではなく、
彼氏と、
気持ち良い関係性を築くのだろうな。
娘のキャラクターで。

シアワセにおなりよ。


今日はたっぷりと娘の紹介をしてみた。
娘がどんな人生を送るのか、
そっと見ていよう。
嫁いでおくれでないかい。