お見舞いと初詣 | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

明けましておめでとうございます。

今日、元旦は、
旦那(お義母さまの嫡子の長男)と、ワタシと帰省している娘(お義母さまの孫)とで、
お義母さまのお見舞い&初詣に行ってきました。

お義母さまは、
おせちふうにしてある病院食を前にして、
ベットの頭を起こし、
座っておりました。

食事に全く手をつけておりません。
あーあ。

娘を見たお義母さまは、
可愛らしいねぇ、と、
ブルゾンちえみ、まこさま、秋元梢、
(だいぶ幅広いw)
に似ているかもしれない娘を褒めちぎります。
(良かったわ。
ボケ老人とわかっていても、娘の容姿をどやこや言われたら、
娘もワタシも、いい気はしません。)

娘がもしかして嫁に行くかもしれないよ、
とお義母さまに告げると、
お義母さまは喜んでくださいました。
(娘のお付き合いは、結婚を考えた様子になってきました。)

ちゃんといろいろわかっているお義母さま。
家族のことも、自分のことも、何もわからない状態で、食欲がない、ということであれば、
ワタシは、もっと食べてほしいとは思わないだろうなぁ。

娘と旦那(お義母さまの長男)と会話している間に、
ワタシは手つかずのお膳を下げにナースステーションに持っていき、看護師さんに話しかけました。

お義母さまはメイバランス(という名前の栄養補助食品)を飲むが、
噛む、
ということがめんどくさいのかしんどいのか、
介助をしても食べないようになったそうです。
看護師さんは、そういった食欲のない患者はたくさんいるが、
たまに何かのきっかけで食事を完食することもある、と教えてくれた。
にしても、
点滴をしなければ、
命は続かないだろうなぁ。

また来るね、と3人で手を振りました。
温かく、でもどこか虚しい気持ちで。


そして病院から3駅離れた神社へ行きました。
昔、娘の七五三をした神社です。
参拝を済ませて、旦那がお守りを買いました。
お守りの種類ってたくさんあるのね。
旦那の後ろで支払うのを待っている間に、
「長寿お守り」
が売られていることに気づきました。
(…い、いらねぇw
ワタシはいらねぇw
どのくらい売れているんだろう。
一体どこの誰が、誰のために買うんだろう、などと、また悪いことを思いましたw)
旦那には何も言わず、
娘にだけ、
「長寿お守りがあるっ」
とコソっと伝えました。


本当に、
月日は流れていきますね。

娘と話していると、
まぁーびっくりするくらい毒舌で、
ガキ使よりも笑ってしまいますw


いろいろありそうな一年だな、
と思っております。