そして犬との暮らし(同居介護より全然マシ) | 奥歯にものは挟まずに

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認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

昼間、旦那とホームセンターに行き、
日用品と、
最近ワガママになっている、
我が家で引き取ったお義母さまの愛犬チビのために、
オモチャと口輪を買った。

夜中、旦那が新聞配達に出かけるときに、
このチビが、本気で鳴く。
吠えて駆け回る。
我が家に連れて来たばかりの頃は、
もう少しおとなしかったが、
だんだんと酷くなった。

ワタシより一足先にホームセンターから帰宅した旦那は、
チビに口輪を試していた。
チビは必死で取ろうとする。
ワハハ、可愛そうだが見ているぶんには面白い。
ただ、口輪を装着するには、2人がかりでやらないと、
マジックテープ部分がキチンと止められないわ。
旦那だけで装着すると、
チビは前足で必死に引っ掻いて取ってしまう。
毎晩これをやるのも大変だわ。
口輪を素直に付けさせてくれる犬は、
人間の言うことも聞いてくれるわい。


そして夜。
テレビを見ていたら、
動物と話せる女性が、
みやぞんの飼い犬と会話して、
みやぞんの飼い犬、ラブちゃんの思いを伝えていた。

おお。
ぜひ我が家にも来てほしいものだ。
旦那や息子にギャンギャン、本気で吠えるのはなぜか、
教えてほしいわ。

犬には犬の理由があるのだろう。


犬の口輪。
まるで介護で使う、ミトンみたいだねぇ。
ミトンを使いたくはないけど、
使わなかったら、点滴を抜いちゃったりするんだもの、
話して理解してくれるならいいが、
そうでなければ、
使わざるを得ないときもあるよね。

我が家の娘は、
チビは認知症ちゃう?
などと言っていた。

夜間不穏の認知症犬。

おいおい。
なんでも認知症で片付けるワケにもいくまい。


まあぼちぼちと可愛がってやろう。
お義母さまも犬も、
同じ命。
寿命を全うしていただこうじゃないか。
時々、クソっ  っと思いながらだけどさ。

おお、
老犬ホームもあるのだね。
チビ、オマエ、手に負えなくなったら、老犬ホームに預けたろか。
(お義母さまのお金でw)

犬には、最終手段は保健所もある。
人間には、最終手段はない。
倫理上、あったら大変だものね。

チビに、
「保健所連れてくぞ、ごるぁっ。」
と叫ばないで済むよう、
愛をもって、シツケしたいと思います。