温かく見守っているつもり、それは別名 野放し、と言う | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

お義母さま宅へ行ってきました。

ワタシが行ったときは、お義母さまはなぁーんもおかわりございませんでした。
が、
お義母さまのための、
ヘルパーさん、訪問看護師さんなどが自由に記入できる連絡ノート
(誰かが用意してくれた。もう2冊目。誰が用意してくれたんだろ?w 
とにかくありがとうございます。
この嫁、テキトーすぎて困るわねw)
に、
2日前にも、狭心症の発作を起こした様子が書かれていた。
ワタシがノートを見終わってしばらくすると、訪問看護師さんがいらした。
先日の発作の様子を教えてくださった。
「このあいだ、お義母さんが左肩が痛い、と言われて。発作だったから、ニトロを飲んでいただきましたよ。」
とワタシに教えてくださった。

お義母さまはいつものように、
「もうお迎えが来てくれてもいいねんけどねぇ」
とおっしゃるので、
看護師さんと2人で、
「眠るようにお迎えが来たらエエけどね、
苦しいー、痛いー、ってお迎えやったらイヤでしょ?
だからこの薬は飲まなあかんよ。」と、いつもの心臓の薬を飲んでいただきました。

「お義母さん、何かあった時はね、ワタシが神戸から来るより、○○クリニックの看護師さんたちのほうが早いから、(クリニックまで急げば3分)○○クリニックに電話してな。」
「そうよ、○○さん。遠慮なく連絡してね。」
と訪問看護師さんはニッコリ笑ってくださった。

ヘルパーさんもやってきた。
ワタシは新しい炊飯器を指差して、
今ご飯を炊いていることを伝えた。
壊れた炊飯器は、ヘルパーさんが回収してくださった。
助かるわぁ。
奈良から神戸まで持って帰ってきて捨てるのはめんどくさすぎw

お義母さまの若かりし頃の話になったので、
ワタシはお義母さまに見せていいか聞いて、
ちょうど階段のところに置いてあった古いアルバムを持ってきて、ヘルパーさんと訪問看護師さんに見せた。
お義母さまの30代40代の頃の写真だ。
みなに、
「わかいーっ」
「かわいいーっ」
と褒め称えられ、満足そう。
ヨシヨシ、
今日もご機嫌に過ごせて良かったぜw
7、8月はけっこう不穏だったけど、
お義母さまはおだやか、に戻りました。

一緒に昼ご飯を食べ、ワタシは掃除や洗濯などをして、お義母さま宅を出た。

帰る前に、お隣のOさん宅に寄った。
しばし玄関先で立ち話をした。
先日の敬老会のプレゼントの、近所のスーパーで使える500円の商品券を、Oさんが預かってくれていたのだが、Oさんに使ってもらうことにした。
ワタシはいつ行くかわからないからね。

Oさんに、お義母さまの今の状況などをお話しさせていただいた。
Oさんも、お義母さまが認知症とわかってからまる4年、1人暮らしをしていることを、
すごい、立派だとおっしゃってくださった。
ワタシも、深く深くそう思う。

徘徊もしないこと、シモ関係も自立していること、
お義母さまは狭心症だから、本来なら入院などが安心だけれど、
動ける、意思のある認知症患者は、治療をスムーズに行えないため、入院もままならないことをOさんに伝えておいた。
(病院は治療をするところ。
治療をしない患者さんは入院できないと思う。
主治医もケアマネも同じ見解。
お義母さまは帰る帰ると、きっと言うことを聞かないだろう。)

長生きしようとしないところも、すごくイイ感じよ、お義母さまw
ワタシ(=猫かぶり鬼嫁)そーゆーとこ好きwww


こんな理想的な認知症のお年寄りであるお義母さまだけれど、
それでも、同居したりすると、
イライラしたり、
お互い、w
不穏になったりするんだろうね、きっとw
人間て業が深いねw
いやワタシやお義母さまの業が深いのかw


これでいいんだよね?
ねぇ神さまこれでいいんだよね?



お義母さまー、
この調子でお迎えがきたら、
お義母さまはご近所さんや介護関係者の方や、
このブログの読者の方に褒め称えられるよw
そこ目指してねw
よろしくたのんまっせw


あはは、あははははw
この嫁、またなんか悪いこと言ってますわw