犬のしつけと認知症の生活環境を整えること つまり諦めている | 奥歯にものは挟まずに

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認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

今日は犬記事を。

ワタクシ、お義母さまの愛犬チビに噛まれました。

あのバカ犬は、いろんなものを噛む、ぼろぼろにする、
という悪いクセがあるのですが、

(ワタシのパンツは穴あきパンツ。
いや捨ててますけどもね。
ワタシが寝ているうちに、犬が布団を噛み、ワタシの掛け布団はエライことに。)

ちょっと目を離したすきに、
息子の部屋から、
息子の仕事用のTシャツを咥えて出てきていました。

これはぼろぼろにされてはならないもの。
ワタシはこれはマズイと、バカ犬が目を離した隙に取り上げようとしたら、
親指を噛まれました。

ウーっと唸られて、ガブっと。

これは負けてはいられない。
ワタシは犬の首輪を掴み、押さえつけるようにして、
バカ犬が唸るのをやめるまで、
反抗的な態度を取るのをやめるまで、
床に押さえつけました。
(あとでネットで犬のしつけを調べた。
対処としては間違ってはいないようだ。)

バカ犬め。
人間よりエライと思ってやがるな。
ったく、この犬は初期設定がダメなのだ。
お義母さまが認知症になるかならないかのあたりで飼い始めた犬だからな。
(と、人のせいにする。)

今から振り返ってみると、お義父さんが亡くなった頃から、お義母さまはおかしくなってきていた。
この犬はお義父さんが亡くなって1ヶ月くらいに、
7、8年飼った、人から譲り受けたおとなしいマルチーズ犬、
(つまり初期設定を他人がしてくれている)
が亡くなって寂しがっていたお義母さまに、
旦那が買い与えた犬だ。

ワタシが仕事を辞めたのも、
このバカ犬のせいで家が荒れて、
それにウンザリしたことも理由のひとつだ。

このバカ犬は11歳にはなる。
バカ犬よ、
オマエ、何年生きるんだ?


(お義母さまはまー酷い飼い方をしていたわよ。
玉ねぎやチョコレートは与えるわ、殴り用のラップの芯をいつもどこかに置いていた。
我が家で引き取る前は、ボケボケお義母さまが犬のフンを踏み付けて、床がエライことになっていたんだっけ。)


犬もお義母さまも、それほど長くはないはずだ。
犬もお義母さまも、そこそこカワイイ時もある。

犬のしつけも、
認知症患者の見守りも、
それほど躍起にならずにやっていくしかないわな。
できるだけ、
被害を被らない工夫をしながら。


いつだって、
なんに対しても、
ワタシはぬるぅいスタンスで、
ものごとは対処療法だ。

根本を是正する?
ひゃー、めんどくさいー。


犬はもしかしたら出来るかもしれない。
でも認知症は無理デショ。
違いますかねぇ。