アタクシ別居介護者の先生気分なのよ | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

お義母さま宅へ行ってきました。

アタシは仕事の部署が変わったので、
今までは火曜日に行くのがほぼ定番だったのですが、
木曜日の訪問となりました。

お義母さまのデイサービスへの送り出しもしてくださる、
Nさんというヘルパーの方が、
せっせと調理しているところに、
アタシが到着しました。
訪問看護師の方も、お義母さまのバイタルチェックをしておりました。

Nさんに、嫁です、初めまして、とご挨拶。
ちゃんとしてそうな方です。
50代かな。

Nさんによると、
お義母さまは、
デイサービスに行く前には、
Nさんに促されて、
アタシが買った夏服に着替えているそうです。
「ちょっと若いんと違うかなぁ?」などと言うそうです。
アタシはNさんに、
「なんでもいいですw
とにかく着替えてくれたらいいですw」
と話しておきましたw

なんでもエエもんw
若すぎだろうと老けすぎだろうと、
そこそこの清潔な衣類を着てくれたら。
お義母さまの衣類への理想、
というか、
認知症患者への無理なお願い、
は、
アタシは持ちませんwしませんw


そしてお義母さまが訪問看護師さんやヘルパーさんとお話している間に、
食卓に積まれている、
郵便物やらチラシやらを掻き分けて、
固定資産税の振込用紙を見つけ出しました。


お義母さまと昼御飯を食べながらおしゃべりをします。
前日に息子(お義母さまの孫)がデイサービスに来てくれたこと、
そして役所のみなさん(実際はヘルパーと訪問看護師)がいるところに、嫁であるアタシが来たことに対して、
お義母さまの思いとしては、

《ワタシは捨てられてほっとかれた年寄りじゃない。嫁や孫に大切にされている、一人暮らしだけれど、誇り高い人間なのだ。》

というプライドがあることを、
また改めて感じましたわよ。

お義母さま、満足ですか?
どうやら満足そうだね。
うん、そりゃ良かったw



洗濯をし、
おしゃべりをし、
アタシはとっとと帰ってきました。

固定資産税は、帰り道の郵便局で、一括払いしました。

なんだかんだと、
スムーズに、介護もどきができている気はします。



はい別居の介護者の方ー!
ここ大事ー!
赤線引いてー!

《ワタシは捨てられてほっとかれた年寄りじゃない。》

ここテストに出るよーっ!

わかりましたね。