大きくなったらお姫様になる!
と言っていたらしい。
(それは生まれの問題なので、なかなかに難しいし、
幼い頃のアタシは、ブサイクなおにゃのこだったので、
この身のほど知らずめがっ、
と思ったみなさま、
子供の戯れ言だ、
お許しいただきたい。)
今、
アタシは、
仕事で、女の子をお姫様にするお手伝いをしている。
今日は、
新規、
はじめて当店にご来店いただいたお客様に接客をし、
ドレスを気にいっていただき、
ご成約となった。
今、
しみじみと、
あー仕事が楽しい、
と思いながら、
これを書いている。
接客しながら、
アタシはこんなことを言う。
「いっつも同じことをみなさんに言うんですけどもね、
ドレスを決定するときにはね、
『誰にウケたいか考えて下さいね』って言っているんです。
もちろん自分が着たいものが1番なんですけど、
ご親族や目上の方にウケたいのか、お友達にウケたいのか。
私はね、女の子は、結局お友達に綺麗と思ってもらいたいのが本音なんじゃないかと思いますよ。
新郎さんは新婦さまにベタ惚れされてるから心配いらないわよw
何着ても感激してますからw
お式に来てくれるお友達は、素直におめでとうっていう気持ちで来てくださるでしょ?
女の子は、輝いている自分を、お友達に祝福してもらえることがいちばん嬉しいんじゃないかな。
違うかなぁ?」
こんなことを言っております。
女の子はみんなお姫様です。
それぞれにキラキラしています。
最高の一日を過ごしてほしいなぁ。
おばちゃんはそのお手伝いができて嬉しいよ。
アタシは自分自身が楽しんで接客しております。
女の子が綺麗になるのを見るのが、
すんごく楽しいわ。
そして確実に、
テクニックというかセンスというか、
この子はこれが似合いそう、
という感性が磨かれていっています。
着せれば着せるほど、
どのドレスにどんな特徴があって、
どんな雰囲気になるかというデータが蓄積されていくので、
ドレスをお勧めするのに迷いがなくなります。
あとはフィッティングですね。
肩からウエストにかけて、キュッと引き締まったラインが出るか、
胸元が空きすぎず詰まり過ぎず、デコルテが綺麗に見えるよう、
気をつけて着付けて、サイズを詰めたりしています。
そして仕上げに小物だ。
シンプルなドレスには、華やかな小物を合わせてゴージャス寄りにしたり、
可愛いらしい小物で愛らしくしたり、
アレンジを利かせることで、
お客様がより満足してくださるのです。
山ザルや湯バーバ(上司のあだ名w)に注意されながら過ごしたこの1年弱で、
アタシはドレスコーディネーターとしてかなり成長したぜっ。
自分自身が楽しく働いていたら、
きっとお客様にも伝わるんじゃないかな、
などと、
アタシはノーテンキなことを思っております。
50過ぎて、
仕事が楽しいと思えて、
アタシってなんてシアワセなんだろ。
そしてアタシがやったことが誰かに喜ばれている(気のせい?w)
って、
なんて嬉しいんだろう。
仕事って、
働くっていうことって、
つまるところ、
誰かの役に立ちたい、
っていう思いで成り立っているんじゃないかなぁ。
そりゃ、
働かにゃ食えんから働いているけどもさw
なんて、
今日もまた、
ありふれたことを記してしまいました。
あなたの働きが、誰かの役に立ち、あなた自身がそのことに深い満足を覚えられますように。
アーメン。
なんか聖書みたいだわねw
さあ1週間の始まりの月曜日です。
有償であろうと無償であろうと、
働くみなさん、
がんばろうね。