情緒のない嫁 | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

知りたい方もいるかもしれないので、
すわお迎えかっ?と思ったお義母さまのことと、介護関係のことを書いておきますね。

意識を失い、救急車で軽くドライブした?お義母さまは、
その後おかわりありません。

アタシは一晩泊まって、お義母さまの様子を観察しましたが、
何ごともおきませんでした。
アタシは自分の家のこともしたかったので、朝8時には、お義母さま宅を後にしました。
お義母さまはその後いつもどうりにヘルパーさんに送り出され、デイサービスに行き、無事帰宅しています。

お義母さまがデイサービスから帰ってきてからの夕方、近所のかかりつけ医が往診して下さり、
その所見では、
自律神経のバランスが悪い、
意識を失うのが何度も起こるようなら、てんかん、が疑われるから、脳波を調べたほうが良いかもしれない、とのことでした。
(1、2分で意識が戻るようなら、それほど心配はいらないらしい。)

お義母さまは要介護2で、
週1回デイサービス、
週3回ヘルパー利用、
週1回訪問看護、
週1回訪問リハビリ、
月2回医師の往診、
4点杖と介護ベッドを借りて、
もう枠がいっぱいです。

ケアマネの勧めで、
医療保険を使って一割負担で、
かかりつけ医の往診と、
訪問看護を増やしました。

町のサービスの、緊急時にボタンを押すだけで、
「どうされましたか?」と応答してくれる機械も設置することにしました。


なんちゅーか、

「できることはしましたよ」っていう、

制度だけは全部使いました、

とゆー状況にしました。


…あとは知らん。
オレはもう知らんぞ。
あは。



この緊急時にボタンを押すだけのサービスの提供には決まりがありまして、
何かあったときに駆けつけてくれる人を2人と、
合鍵を用意せねばならないのですが、
お義母さま宅と住まいが近いケアマネと、
ヘルパーさん(厳密に言うと介護事業所のヘルパーさん4人で)が引き受けてくださいました。
その親切心よ。
めんどくさいだろうに。


恵まれてますよね。
親身になってくださいますわ、みなさん。

まあぶっちゃけてしまいますと、
アタシ自身は、

お義母さまを大切にして下さる=アタシを大切にして下さっている

ではないんですけども、

(そこはアナタ、あたしゃやっぱり嫁だもの。
肉親じゃないしぃ。
身を挺してまでお義母さまに尽くす気なんかないもーん。
お義母さまがムゴイお迎えを迎えたとしても、割り切る嫁ですよ、あたしゃ。
げへへ。)


ありがたいと思おうかね。
いえ、
ありがたいんですよね。

あー、ありがたい。
いやあ全くありがたい。


行政の善意。
ケアマネの善意。
天からの、降り注ぐ愛。
なんか、全部アタシにめがけて降り注いでほしいんだけどなっ。
www

あつかましいことを思ったりしてw

ごめんなちゃいw


人間なんて所詮自分が一番カワイくて、
自分が一番正しいと思ってます。
少なくともアタシはそーですw
マザーテレサだって、親切にすることが好きだっただけじゃない?
誰にでもできることじゃないのはわかるけども。



ストレート、
辛口、
生一本、
ドライゼロ。

あたしゃ情緒のない嫁だなぁ。
まあそこを直す気なんかありませーんw