「おまえに被介護者が救えるかっ」 | 奥歯にものは挟まずに

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認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

仕事中に、アタシの携帯に、お義母さまの訪問リハビリを請け負っている病院から、留守番電話が入っていました。

ソーシャルワーカー?
コーディネーター?
の、
Mさん、
お義母さま宅にも、調査に来て下さった方からです。

アタシは休憩中に、
その方と手短に話をしました。


1ヶ月ほど前に、このブログに書きましたが、
実際にお義母さま宅を訪れて、リハビリを行っている理学療法士の方が、
お義母さまの様子を心配しているのです。

お義母さまが、
*お風呂に入っていない
*服を着替えていない

この2点について、
理学療法士から報告を受けているこのMさんも、
問題だと思ったようです。
主介護者である(ような)アタシと、1度話をしなければ、
と思ったようです。


医師の診断を受けて方針を決めましょう、
診察にいらしてください、
と、
Mさんに言っていただきました。

はい、行きましょうとも。
お義母さまをこの病院まで連れ出すのも簡単ではありませんけれども。


Mさんは、
アタシの介護のやり方を責めたいワケではないように感じました。


ふむ。
どうするかね。


良くない、
ベストではない、
のはわかっているんですけどね、この2点。


(お義母さまはコタツで、服のまんま寝ていますよ。ほぼ3年間ね。
w)




お義母さまに、
キチンとした、
人間らしい(現代人らしい)生活?
をさせるのであれば、
施設入居か、
誰かが同居介護で、
なんとかするしかありますまい。


あのさ、
アタシが、お義母さまにお風呂を勧めると、
「今日はフラフラするからやめておくわ」って、何度も断られているのよ。

デイで入浴してもらいたくても、
犬がいるから、
タバコが吸えないから、
と、
デイにも行かないのよ。

ヘルパーさんによる入浴介助という手は、
「恥ずかしいから」
と、
断られているの。


半年に一回じゃダメか、
入浴と着替え。

わはははは。



「おまえにサンが救えるかっ」

と、
アタシの頭の中で、
「もののけ姫」
の、
「モロの君」
の名ゼリフが響きます。


問題は、
モチベーションなのです。
できなくはないのです。

誰かが、
お義母さまに、
「人間らしい生活を送ってほしい」と、
強く思うことなのです。
(そこはやはり実子の役割じゃないのか、
とアタシは思う。
旦那、どーするんだね?)


アタシはあんまり思っちゃいませんし、
医師や介護関係の方が思っているのでしょうか?

ふうん、ご立派ですこと。


アタシには、

お義母さまが人に迷惑をかけなければなんでもよい、

としか思えません。
おほほ。


お義母さまに、心から、
「人間らしい生活を送ってほしい」と思っている方、
挙手してください。

アタクシ、
預金通帳と共に、
挙手してくださった方に、
お義母さまを委ねます。
よろしくおたのもうす。

あ、
やっぱり預金通帳は魅力的で、
手放したくないかもーっw

おほほ。