催眠術に期待する、バカげている嫁(つまりアタシ) | 奥歯にものは挟まずに

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認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

テレビをぼーっと見ていたら、認知症に効く、新薬が開発されつつあるとか。
βアミロイドが固まるのを防ぐ、とかなんとか。
アルツハイマーに効く、って言ってました。
医学は進歩していくんだね。


家族が認知症かな?って思って、まず何が大変かって、精神科とか、脳神経外科とか、まずそこへ本人を連れて行くのが大変だ。
ほとんどの人が、行きたがらないと思う。
人がおかしい、って気がつく頃には、だいたい本人は、自分はおかしくない!って思ってしまっているという、このパラドックスよ…。

もう60歳になったら、一律に検査してしまうようにしたらどうだろう?
あとはその新薬で、発症する前に、
困ったことをする前に、
治療するのだ。
いかがなもんでしょう?
その方が国の老人福祉にかける予算も、将来的に少なく済みそうな…。


ただし!
ここで大きな問題が!

認知症であろうとなかろうと、元からの性格の悪さ、笑、
介護者にとってのイヤな面ていうのは、きっと治らない。

不平不満を言う、
暗い、
拗ねやすい、
意地悪だ、
手癖が悪い、
我慢が出来ない、
ワガママだ、
贅沢だ、
思いやりがない、
だらしがない、
妬む、

まぁありとあらゆる欠点とおぼしき部分が、介護者を追い詰める気がする。
寝たきりになったほうが、お世話が楽になる、というのは、そーゆーことよね。


でもお義母さまは、ヨソの人に比べたら、ずーっと素直でかわいい人だよ。(今のところ。)
この程度でアタシがお義母さまを嫌いになったとしたら、
アタシはゼイタクすぎるというもんだ。
ヨソの人、酷いもんなぁ。
よくあんな酷い人を面倒見れるよ、ほんと、そんな人の精神性の高さには、合掌したい。


そおだっ!
言うこと聞いてくれさえすればいいんだもの、催眠術も研究したらどうだろう?
あたしゃ昔テレビで、わさびやレモンをむしゃむしゃ食べる芸能人を見たわ。
あのくらい言うこと聞いてくれたらいいのに。
(ヤラセかね?)

認知症には催眠術。
これ真面目に研究してほしいと思うのはアタシだけじゃないと思うな…。
バカげてる?
ルンバだって、なんかちょっとバカげてません?
今じゃすっかり当たり前やん。

催眠術、施術できたら、きっと儲かりまっせ。