病気に上下とか貴賎はないと思うんだけど | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

息子が軽く引きこもっちゃったよ。

旦那とケンカしてから、また何かバランスが崩れたな。
息子はどうしても出席しなければならない授業には行くが、部活をサボっている。

彼は自分をなにがしかの精神病だろうと思っている。
2年くらい前かな、一度精神科に、自分で行く、と出かけていったが、ろくに話も聞かない医者だったらしく、息子はたくさん出された薬に怖じ気づいて、その薬も飲むこともなかった。

アタシも、彼を、そうなのかもしれない、とは思う。
薬でラクになるなら、薬を飲めばいいよ。
ただ、どんな診断がついたって、君は君だよ。
優しい、真面目な、アタシの息子だ。

彼は、見た目にあきらかにわかる特徴がある。病気のひとつである。それで死んだりはしないが、気の毒なことである。

それもあって、人と違うことで、ずーっと、心がピリピリ痛いんだろう。
無理して、がんばって頑張って、多感な思春期を送ってきたんだね。



彼はアタシにいろいろしゃべる時もある。
あれやこれやを聞きながら、
バカなアタシは、バカな励ましかたをする。

部活に行きたくない、という息子に、
アタシは言った。

よし、今日は君はいぼ痔だw
遠慮せず、いぼ痔で休む、って連絡したまえ。
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かあちゃんだって、いぼ痔で痛くて、休んでいたいけど、やる気のないやつ、って思われたくなくて、無理して出勤してるんだよ、と言いました。
息子はちょっとプス、って笑った。

いぼ痔で死にはしないけど、いぼ痔である、って人に話すのも恥ずかしいし、痛みを人にわかってくれ、って訴えるのも甘えてるみたいでカッコ悪いしなあ。
また息子はプスプス笑った。

ええーい、店のみんな、いぼ痔になったらええねん、この辛さをわかるはずや。
息子はプスプスプス。
そう言ってアタシは出勤した。



なんかね、バカバカしい親だ。
人の心の痛みは、他人にはわからない。
自分しか、痛みを感じないんだなあ。
体であろうと、心であろうと。


息子よ、可愛がってあげてよ。自分のことを。
まずは自分を、よくやった、って認めてあげようよ。
何もしたくない日があってもいいんだから。


いつ彼は動き出したい気分になるだろう。
アタシは落ち着いて、彼を好きなようにさせておこうと思う。



きっといぼ痔程度だってw
彼の心の痛みも、アタシのいぼ痔程度だと思いたい。
ほんとに痛くって、辛いけど、自分で自分をバカにしてしまうけど、
痛みは治まる。

悪化させない。
自分の体質を知って、対処療法。
息子よ、それで充分に生きていけるって。
だいじょうぶ。


アタシは一緒に働く人に、今いぼ痔で痛いです、と、カミングアウトしていませんw
(日に日に良くなってはいますが。)



いぼ痔と心の痛みを、いっしょくたにしてはいけませんかね?
ふざけてますかねぇ、あたしゃ。
心の痛みだって、なんとなくわかる気はするんだけどな。


言いたいことが詰まってきちゃってw
今日2度目の投稿しちゃうよーんw
いぼ痔ネタ、引きずり過ぎてて、読者のみなさん、
ごめんなさい。