お互いの家を探り合う嫁、姑 | 奥歯にものは挟まずに

奥歯にものは挟まずに

認知症の義母をきっかけに、ふざけたブログを書き出して、
義母を見送りました。
イケてて笑える(笑われる)ババアを目指して、日々の暮らしを綴ります。

お義母さまって、しっかりしている。

以前、認知症の専門病院に連れて行き、前頭葉側頭葉が萎縮している、と言われているが、
アルツハイマーとは違って、記憶はわりと残るタイプの認知症である。
(認知症についてちゃんと知りたかったら、
こんなくだらないブログを参考にしてはイケナイ。)

しっかりしていると、余計なことをするんだよなー。
嫁(つまりアタシ)は、ムッとしたり、
こいつ侮れん、と感心したりしていますわ。



年末年始に我が家に来ているお義母さま、
我が家宛に来た、自分の名前の請求書の封筒を、開けてしまいました。

リビングの、テレビの横に置いてあるカゴに、郵便物が入れてあるのだが、
そんなに目立つ場所ではないのにお義母さま、
(あのババア、人んチをこそっとさぐってやがるんだよなー。
そーゆーとこが、イヤな性格。

アタシもお義母さまの家で、同じことするんだけどもさ。
電気料金がはね上がってないかとか、支払いが滞っているものはないかとか、
チェックしとかんとイカン。
が、
アタシがするのは、認知症の人の管理、見守りじゃっ!
アンタがするのは、きっとろくでもない好奇心じゃっ!

脳の病変による、
脱抑制、とゆー症状であろうと思われますけども。)

あれ、なんで私の名前の請求書が息子宅に?
と、封筒を開けてしまいました。

それは、4点杖、とゆーものを、お義母さまのために借りているリース料の請求書で、
200円である。

お義母さま、アタシに、なぜ我が家に請求書が来るのか聞いてきた。
アタシは事実のとうりに説明した。

「いやあ、200円じゃ、お商売として成り立たないやろ」
「何かの冗談かー?」
「200円て面白いわ。
老人会で発表するから、その請求書、ちょうだいね。」
「その請求書があったら、証明になるでしょ?」
↑お義母さま、アナタは目ざとい。


くれてやりますよー。
そのくらいの金額なら、我が家が払っても自分が払っても、杖はいらない、って言わないだろうし。
お義母さまの節約魂、始末家気質、
これにはホント、困らせられる。
気まぐれに杖いらない(お金がかかるから、)と、言い出しかねないから。


息子夫婦に、迷惑かけてはいけない、私のためのお金を払わせてはいけない、とゆー親ごころはいじらしくありがたいが、
心からそう思うんなら、
通帳まるまる一冊、息子名義に変えとくれwww
それが一番ラクなんだけどなーwww

新年早々、お金目当てバナシでしたw