リスク社会と管理


日本は他国に類がないほどの災害大国である。

そのような環境の中で生活する以上、常にリスクを想定しておかなければならない。しかし実際は危機管理が不十分であることは否めない。


2011年に発生した東日本大震災のときも危機管理の不徹底により多くの犠牲者が出てしまった。このような自然災害は防ぎようがないと思いがちだが、実際にはそうとはいいきれない。現実にこの災害は人災だとも言われている。


当時の状況は津波が日本列島の太平洋側に襲い掛かり、福島原発事故が発生し、道路や電気、水道などのインフラも破壊され、日本全土を恐怖に陥れるかつてないほどの混乱に起きてしまった。このときに今まで見過ごされてきたリスクが一挙に顕在化したのである。

リスク管理の甘さによって想定以上の被害が出てしまった反省をしっかりと行い、今後の災害に備える必要がある。

そのためには行政、住民、企業、メディアなどが一体となって災害対策を構築していくべきである。


ハード面とソフト面において改めて充実した対策を策定し、想定を超えた災害は起こりうるという認識の下、対策を講じていく必要があるだろう。

そして、危機が訪れたときも冷静な判断によって対処できる協力関係を構築していくことが必要なのではないだろうか。