社会貢献とNPO
近年社会に貢献する活動が注目されている。
その典型がNPO団体である。NPOとは非営利団体の総称であり、自発性・無償性・公益性を重視しており、地域互助や地縁組織とは異なる共同体のことである。
社会貢献は誰しも考えていることであると思われるが、その重要性というのが今問われている。
社会貢献に対する報酬というのは明確にはない。しかし、活動者の達成感や社会との新たなつながりなどを挙げることはできるだろう。
日本人は国民性として自責感の強い国民であるといえるため、このような活動は非常に親和性があると思われる。
近年、このような活動を社会に不足している分野に積極的に取り入れていくことでより良い社会が築けるのではないかといった議論がされているわけである。
行政の立場上、公平・平等性を重んじるため個別的な対応というのはとりにくい。また、企業は利益を求めるため公益性が薄く、国民の安全性も軽視しやすい。そのようなデメリットを補完する立場としてNPO団体が必要とされている。
NPOであれば非営利団体であるため、利益優先ではなく、公益性を重んじつつも個別具体的な対応もしやすいといえる。NPOを活用することによって社会がより良くなるのは明らかといえるだろう。
私たちに求められていることとして、今後どのようにして行政と企業、NPOを結び付けていくか議論を重ねる必要があるかと思われる。互いの利点をしっかりと認識して、かつ、お互いの立場を尊重し、柔軟な関係を築いていくことが国益に適うことになるのではないだろうか。