人間は緊急事態に陥ると、
パニックになります。
これは当たり前の事で、
なんら恥じる事ではありません。
パニックに陥った時はどうするか?
その時は、深くゆったり呼吸をし、
腹の底から、ゆっくり呼吸を整えます。
今から練習しておけば、
いざという時に役立つと思います。
できるならば、どんな事が起こっても、
冷静に判断し、素早く行動したいですね。
どうすればいいのでしょうか?
呼吸や正中心運動により、腹の底を練って、
全身を丹田これ肝にするのが基本ですが、
さらに全身に「芯を通す」事です。
分かり易い言葉で言えば、
「体幹」の筋肉を鍛えて「骨で立つ」事です。
鍛えると言っても、バキバキになるまで、
筋肉を鍛えるのではなく、
「芯」を作るための運動をする事です。
おすすめは、腕立て、腹筋、スクワットを、
正しい姿勢にて、各10回づつ行なうだけです。
10回は少ないと思われるかもしれませんが、
これを暇を見つけては、何回も繰り返します。
一番大事な事は、疲れたら止める事です。
疲れ切った時に何かが起こって、
疲れて何もできないのでは、意味がありません。
あくまで身体の芯を作るために、
身体を活性化させるための運動です。
腹の底を練りながら、姿勢を正して、
正しい姿勢で運動すると、
全身の中に「芯」ができてきて、
疲れにくくなってくると思います。
疲れてきたら、全身の筋肉を必要以外脱力し、重力を感じて緊張を解きます。
これが「骨で立つ」感覚です。
加えて、精神的な「芯」も必要です。
これだけは譲れないといった、
あなただけの精神的な「芯」を作りましょう。
腹の底を練り、全身を肝としながら、
運動で芯を作って、骨で立つ。
これだけできれば、何事にも驚く事なく、
落ち着いて行動できるでしょう。
この記事が、皆さんのお役に立てれば幸いです(^^)