思い出の屑籠

【著者・佐藤愛子】

生年月日: 1923年11月5日 (年齢 100歳)

出生地: 大阪府 大阪市

子女: 杉山響子、 森川 夏、 糸杉 紗衣

配偶者: 森川弘 (1943年 - 1951年)

両親: 佐藤紅緑、 三笠万里子

デビュー作: 『青い果実』


今回の本が、本当に最後になるんでしょうね。


佐藤愛子さんのエッセイは、何冊が読ませていただきました。

ブログでも、紹介させて頂いたことがありますね。

どれも、楽しくて愛子節炸裂。と言った感じです。


100歳まで執筆されるなんて、ホント凄いですね。

この最後になるであろう本も、実に14ものエピソードが書かれてあります。

字が大きくて読みやすいんですよ(笑)

98歳その時「さようなら」とおっしゃっていらしたのに、本当にこれが最後なのですね✨


愛子さんは、小説家だったお父さんにとても可愛がられて、育ちました。

大正から昭和。まだ女性の下着もない頃、乳母のおっぱいで育ち、乳母に愛情をたっぷりとそそがれた事がよく分かります。


お姉ちゃんの受験の話や、長男の八郎兄ちゃん(笑)が、中学生の分際で子供を、つくった話など笑えましたよ。


人生において捨て去った屑籠の中から、幸福をひろいあげる、幼い頃の記憶や人間の観察力は本当に凄いものです。


佐藤愛子さん、百歳、おめでとうございます。

そして、本当にお疲れさまでした。

素敵な、たくさんのエッセイを

ありがとうございました。


帯には、「愛子の戦い、これでおしまい」とあります。


本書の目次】

モダンガールが来たァ

サンタクロースはいなかった

ばあやの鼻 嘘について

全生涯で一番の幸福

なんでこうすぐに涙が出るのか!

お遊戯会

イロハのハッチャン

そしてばあやはいなくなった

安モンはおいしい

ハナはんのハナ

長男なのに名は八郎

はじめての敵意

海の色 



この他にも「愛子の冒険」など

記事が見当たらない(笑)

投稿してなかったのかな(笑)


あなたのBookshelfに

ぜひ、この1冊をどうぞ音譜


いつもたくさんの「いいね」を

ありがとうございます😆💕✨

そして、雑な文章にもかかわらず

お付き合いありがとうございます😆