依存体質の人にはどのような特徴や共通点があるのでしょうか。

周りに頼ってばかりいる人を見るのが不快でしょうがない!

という人もいるぐらいなので、

その気質がある人はコミュニケーションに

少し気を付けなければいけないケースもあるでしょう。

また、そんな体質の原因を探して、

改善したいという人もたくさんいます。

これには男性も女性も関係ありません。

そこで今回は依存体質の特徴と原因、

そして改善方法をご紹介します。










『依存体質の人は何かと構ってほしがる』


依存体質の人は、1人でいることが苦手です。

なので、常に、自分が心を許す人と

一緒にいたいと願う傾向があります。

そして、自分に対して心を向けてほしい、

といつも思ってしまうのです。

そのため、「いつもかまってほしそうにしている」

という特徴があります。

一緒にいる時はもちろん、

一緒でない時であっても連絡を頻繁によこしてきて、

自分に対して注意を向けてもらえるように行動してきます。

そして、その連絡に反応してもらえないと不安になってしまうのです。

「1人でいる」という状態が不安で仕方がないのです。

常に誰かと繋がっていたいという思いが強く、寂しがり屋です。










『言い訳が多いのが依存体質の特徴』


依存体質の人は、自分のしたことを

自分1人で最後まで責任を取る、ということができません。

何か問題が起きたとしても、

「悪いのは自分1人ではないはず」と思い込み、

責任を取ろうとしません。

その代わり、言い訳だけが多くなるのが特徴です。

もっとも依存体質の人は、

言い訳を言い訳だと思っていないところが厄介です。

「自分の言い分を説明すれば、きっと許してくれるはず」

という甘えがあるため、本人に悪気はないのです。

「話せばわかる」という言葉を、

自分の都合の良いように解釈している傾向があります。

この背景には、

「自分1人が責められることに対する恐怖感」があり、

甘えられるものには精一杯甘えて、

被害を最小限度にしたいという思いがあるため、

言い訳に走るのです。










『精神的に打たれ弱い』


依存体質の人は、精神的に打たれ弱い傾向があります。

少しでもつらいこと・自分に都合の悪いことが起きた時、

「耐える」ということができません。

結果、すぐに態度の出したり、ふさぎ込んだりしてしまうのです。

いわゆる「悲劇の主人公」になりやすいのです。

又、依存体質の人の中には、打たれ弱い自分をアピールして、

周りの気を引き、同情してもらいたがる人も少なくありません。

とにかく、「つらいことに対して、1人で耐える」

という精神的底力が欠けているのです。











『自分の問題と向き合えていない』


何かに依存しがちな人は、

他に問題を抱えていることが多々あります。

実際には依存対象が問題を解決してくれることはありません。

なぜなら、問題解決のために役立つようなものであれば、

長期に渡って依存する必要はないはずだからです。

しかし、常に何かに依存しているような人は、

自分の抱えている問題が何であるのか

理解していないことが多いのです。

そのため、本来必要なものとは違うものに頼ってしまい、

状況が変わらないまま依存することになってしまいます。











『自分に自信がないのが依存体質の原因』


依存というのは、ジンクスのような

思い込みからきていることもあります。

「これがあれば上手くいく、落ち着いて過ごせる」

というところから始まり、

やがては「これがなくては上手くいかない」という

強迫観念のようなものを抱くようになってしまうのです。

自分に自信のない人ほど、

こうした思考にはまってしまうと言えるでしょう。

自信のある人であれば、何かに頼らず

自分自身の力に賭けてみようと考えることができますが、

そうでない人は、依存対象を手放したときに

訪れる変化を恐れるのです。

これは決してそのときの状況がいいときに限りません。

たとえ上手くいっていないときでも、

更に悪化するのではないかという不安を、

自信のなさから抱くことになるのです。









『上手に頼ることができない』


依存しがちな人は、他人やものに頼るのが

あまり上手ではありません。

適切なときに適切なだけ頼るということができれば、

その相手に依存することはないでしょう。

また、何かものに依存している人の場合も同じです。

適量を守ってものに頼るか、または前述したように

抱えている問題について、本来であれば

周囲の人に頼れば解決するものであっても、

それが上手にできないため、

関係のないものに依存することになるのです。

頼りきりでは依存ということになりますが、

困ったときや苦しいときに、

何かに頼ること自体は悪いことではありません。

それが上手にできていないからこそ、

かえって依存という状態になってしまうと言えるでしょう。







依存体質の人は心理的なものや、

育ってきた環境などが原因になりがちです。

これは本人ではなかなか気づくことが難しく、

誰かに直接指摘されて初めて、

「そういえば・・・」と思うことも少なくありません。

しかし面と向かって直接伝えられる機会は

残念ながらあまり多くのないので、

依存症の体質がますます強固なものになっていってします。

これを改善するのはかなり大変ですが不可能ではありません。

もっとも基本的な改善方法は自立するための環境を整えることです。

誰にも依存するチャンスを得ない環境にして、

しばらく過ごしてみると次第に依存体質が改善していくことでしょう。

もちろん最初は辛いですし、きついかもしれませんが、

これを乗り越えることで体質改善につながるのは間違いありません。




















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