博物館にて
じかんが余ったので、予約の必要のない館内探検ツアーに参加しました。
小一時間で普段見れない入れない場所を学芸員が案内します、との事で
参加者は定員を若干超えて15名。たくさんの子どもと保護者と僕。
ホルマリン漬けの蟹、とか
発芽観察中の希少植物、やら
博物館自体の構造解説(かなり有り得ない話でした)まで多彩な内容で
へーとかほーとか言ってたのですが、
途中、同道してる奥さんがちらちらと僕のほうを振り返るのです。
実は参加してる子の一人が妙に人懐こくて、途中からずっと手を繋いで歩いてました。
元気で明るく喋るから、変わった道連れが出来たなぁ。と思ってたんですが。
片や一人で来てるらしい10才くらいの女の子、
もう一方も一人で来てるらしい30過ぎた男性。
そして他人同士。
うん?
もしかしてこの組み合わせ、何か誤解されてるの?
と思ったら、
するりと彼女の手が僕の手をすり抜けて、別の子のところに行って、ついに帰って来ませんでした。
彼女の手を握っていた僕の手が知らずに緩んだようで、
僕の手の中に暖かい子供のぬくもりが残りました。
じゃあ彼女は僕の冷えた手を握ってたのか。一人で来てたんだよね。
不甲斐ない僕の心。