
「ドルアーガの塔」のアーケードアーカイブス版だ。
タイトル画面がカッコいい。
主人公・ギルは恋人のカイを助けるため、ドルアーガの塔に立ち向かう。
先日、PCエンジン版を遊んで楽しかった(感想リンク)ので、アケアカ版もやってみた。

遊んでみると、PCエンジン版と比べて段違いに難しい。
アクションの面でも、ウィザードやゴーストが魔法をバシバシ撃ってくるし、その魔法が壁を貫通してくるのが脅威だ。
ギルが剣を抜いているときやマトックで壁を壊している瞬間は、盾を構えていないので、魔法に対して完全に無防備になる。
目の前の敵を倒そうと思って剣を抜いたり、壁を壊そうと思ってマトックを使った瞬間、魔法使いが現れてギルに向かって魔法を撃たれたら、もう絶対に盾を構えるのは間に合わず、自機ロストとなる。
理不尽なタイミングでやられることも多く、やはり、古(いにしえ)のアーケードゲームは容赦ないなと思った。
一番やっかいだと思った敵はゴーストで、ギルについてきて魔法を撃ってくる。倒さなければやられると思って剣を抜くとやはり魔法をはじき返せずやられる。最後まで対処法がわからず、コンティニューを繰り返した。
宝箱
アーケードアーカイブス版は、アーケード版の移植ながら、R2ボタンを押せば、宝箱の取り方の説明が出る(!)

かつてアーケードゲームだった「ドルアーガの塔」は、宝箱を出すヒントなどはなく、プレイヤー自身が見つけなければならなかったらしいが、インターネットもない時代のこと、どうやってわかったんだろうかという宝箱の出し方がいくつもあった。
序盤のグリーンスライムを倒すとか、ブラックスライムを倒すとかは、何度かやればわかっただろうけど、ちょっとステージが進んで特定の地点を3回通過するとか、特定の順番で敵を倒すという方法などは、自分では見つけられる気がしない。
毎日ゲームセンターに通って、ああでもないこうでもないと試行錯誤する感じだったんだろうか。古のアーケードゲーマーは改めて凄いと思う。
取り返しのつかないミス
このゲームは取り返しのつかないミスが結構ある。
一番驚いたのは、マトックを使い切るとなくなってしまうということだ。PCエンジン版の感覚で遊ぶとマトック使い切ってなくしてしまい、そうなるとはじめからやり直さざるを得なくなる。
なにせ、シルバーマトックを取るためには、シルバーマトックが出るステージでカッパーマトックを持っている必要があるので、「カッパーマトックがなくなったけど、とりあえず進めるか」とはならない。
そして次に手に入るシルバーマトックは、使える回数がランダムなのがまた怖い。最悪の場合、2回使えば壊れてしまうので、怖くて1回しか使えない。でも1回使った後でうっかりもう1回つかってなくなってしまったことが何度もあった。
ゴールドマトックは255回使える。ただし、外壁に使えばなくなってしまう。
「外壁に使うことなんて、まずないだろう」と思っていると、いつの間にかなくなってしまっていたこともあり(多分うっかり外壁の前で○ボタンを押した。)、涙をのんだのだった。
あとは、宝箱を取り忘れてしまうというのもありがちなミスだ。
中盤以降、画面下段のアイテム表示が一杯になるので、そのフロアで宝箱を取ったかどうか、自分の記憶が怪しくなってくるときがあり、「まあ取ってるだろう」と思って進めたら、実は取ってなかったということが何度かあった(このときは自分が嫌になってしまった)。
どうしてそういうことが起きるのかというと、宝箱を取った瞬間だけ(2秒くらい)アイテム欄にアイテムが表示されて、その後は他のアイテムが優先されて表示され取ったばかりのアイテムの表示が消えてしまうことが後半あるのだけど、そのせいで、「取ったか?まだ取ってないか?」問題が出てしまうのだった。そこでミスが起きるのだ。
また、アイテムの説明の解釈で驚いたことがあった。
R2を押したときに見えるアイテムのヒントで「次のフロアから鍵が見えるようになる」というのがあるのだけど、「え?鍵なら見えてるけど、どういうこと?」と思いつつ、宝箱を取り損ねて次のフロアに言ってしまったのだが、そうすると、鍵が見えなくなってしまっていた。
それならヒントを正確に言うと、「宝箱を取らなければ、次のフロアから鍵が見えなくなる」ということだ。このときはさすがに最初からやり直した。
また、コンティニューのミスもある。
コンティニューをすると、フロアセレクトの画面になるのだけど、ここで毎回最新フロアを選ばなければいけない。うっかり、ここでぼーっとして1フロアを選ぶと最初からやり直しになる。完全にこれは罠だった。
よくわからなかったのが、中断セーブの仕様だ。
中断セーブをしているはず、と思ってゲームを終了して起動しても、中断時から開始されるときと、最初からしか遊べないときがあって、いったいどういう仕様なのか、よくわからなかった。
設定
そういった、色々なミスを繰り返し、ちょっと挫折しそうになったところで、「難易度を下げよう」と思い至った。
アーケードアーカイブスは、色々と設定をいじることができる。
ドルアーガの塔では、HPとマトックの残り使用数が見えるという設定があった。

よし、これを使ってもうちょっと頑張ってみよう。
そうして改めてチャレンジしたのだけど、マトックの残数が見えるだけでずいぶん違う。特にシルバーマトックは、残数がはっきりわかっているので、残数「1」になるまでは使えるとはっきりわかるのが大きかった。
そうやって、なんとか頑張って進めた59フロア目。
ドルアーガは強かった。
しかし、倒したときの喜びときたらなかった。
ヒントをがっつり見てコンティニューをしまくった僕は、古のアーケードゲーマーにはとうてい及ばないけれど、それでもクリアしたときには確かに達成感があった。
満足度
★★★★★ 大満足
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