ネタばれなし編はこちら
ゲームの感想を書くとき、どこからがネタばれでどこまでがネタばれじゃないのかというのは気になる。
最後のオチさえ言わなければOKというわけでもないだろうし、最初の方のことだけを書くだけだと自分の感想が書けないので、いつも迷う。
そういうこともあり、今回はネタばれっぽくない感想とネタバレっぽい感想を分けてみました。
特に深い考察などはありません(笑)。
以下ネタバレありです。
エミリー
一番印象に残ったのは、エミリーのことだった。

最初にこの部屋で、警備員の男性が息絶える前に「その子に近づくな」的な発言をしていたので、過去作で出てきたような、実は悪の化身みたいな子供かもしれない、と警戒したのだけど、だんだんと普通子供じゃないか、むしろ守ってあげたい子供だよ、と油断しきってからの変異のシーンはびっくりしたし、ショッキングだった。
エミリーがいた部屋に同じガラス張りの部屋があったこと、マリーという女の子がいたこと、そこに人形が残されていて、「The girl」の寝ぐらにも人形があったことを思えば、「The girl」の正体はマリーが変異した姿であり、エミリーにも同じ運命が待ち受けている、ということはわかって良さそうなものだけど、全くその方向には意識がいっていなかったのだった。
思えば「The girl」というネーミング自体がヒントだったんだね…。
エミリーが変異する直前、死んだようになったエミリーの指がぴくっと動いたとき、「ああ、生きてるんだ」と一瞬安心しただけに、エミリーが変異したときのショックは倍増した。
そのときになって、ようやく自分の中で全てのピースがつながって理解に至ったのだった…。
変異であれだけ大きくなってしまったし、しかもレオンに撃たれて倒れたし、死亡の確定演出だと思っていたのに、エンディングで生きているかも、と知らせれて驚いた。まさかまだ生きていたとは、しかも、あれだけ大きくなった身体がまた元のサイズにもどっているのも、驚いた。
というか、このシリーズ、変異するときに、変異前と変異後で体のサイズが大きく変わるけど、その質量はどこから来てるんだろうね。
レオンがラストで「致命傷は避けた。まだ生きてるはずだ」といったのも「おいおい、そんなわけないでしょ」って思ったけど、それでも…それでも、やはり生きてて良かったし、最後にグレースと笑顔で写真に写っているのを見ると、ああ良かったと思ってしまったのだった。強引であってもハッピーエンドは良いものだね。
レオンとシェリー
「RE:4」をクリアしてから3年弱。
レオンは20歳も歳を取って、何か疲れている感じだった。
このシリーズ、キャラクターものでもあるのに、登場人物が現実と同じ時間の流れで歳をとっていくので、普段はどんな生活してるんだろうとか背景が気になってしまう。
そんなレオンが「RE:4」の時みたいに、任務中に誰かと通信をしている。
レオンと通信をしている人物、それは、「RE:4」で出てきたハニガンかな、と思っていたら、違っていた。
なんと、シェリーだった、というか、シェリーって誰だっけ?と思って調べたら、「2」や「RE:2」でクレアが助けたあの女の子だった。ネットで調べたところによると、20歳から歳を取らないようになっているのだとか。僕は「5」と「6」をやってないので、その辺の経緯はよくわからなかったが、あの時助けた女の子がちゃんと大人になっているんだなあと感慨深く思った。
レオン編は見どころが多かった。

ガソリンスタンドでのチェーンソーの鍔迫り合いとか、なかなかイカれてて面白かったし、バイクで疾走しながらのバトルもめちゃくちゃ楽しかった。バイクがコースアウトしないから純粋に疾走感と打ち合いを楽しめるのが良い。
懐かしい要素も盛りだくさんだった。
ラクーンシティの警察署は、まだ数年前にRE:2、RE:3をやったところなので、ものすごく懐かしいという感じでもなかったけど、レオンが一階のオフィスの机で、かつて事件の前にレオンを歓迎しようとしていた準備のメモ見る場面とか、「戻りました ブラナー警部補」とレオンがつぶやいた場面では、しんみりしてしまった。ホールにある、散々お世話になったタイプライターを調べると、「今はもう使えない」とメッセージが出るのも寂しさを感じた。

ボスは、タイラントにネメシスというRE:2、RE:3に出てきたボスが次々出てきた。ネメシスは、あんなに重そうな攻撃をパリィできるのが楽しかった。今作のレオンは、パリィできる攻撃が多くて、ロケットランチャーの弾丸までパリィできたのはめちゃくちゃ過ぎたけど、そこに30年近く戦い続けた男の凄みを感じた。
あとは「???」という敵は、「2」「RE:2」のthe 4th survuverの「ハンク」だという話をネットで見た。
たった一人ででてくるということは何か特別な敵なのかと思ったら、そういうことだったのか。
なるほど、ハンクもレオン、クレア、シェリーに続く第四の生存者だということは、このラクーンシティ同窓会に出てきてもおかしくはない。
ハンクはRE:2のトロコンのために遊んだくらいだったのだけど、この作品で亡くなってしまうのはちょっと寂しいという気がするけど、畳の上では死ねなさそうなタイプだし仕方が無いという気もしないでもない。
エルピス
エルピスを破壊するか解放するかという選択肢が出たとき、破壊するような流れだったけど、あえて選択肢が出るということから、直感的に解放を選んだ。解放したらどうなるかを見たかったのかもしれない。
結果的にエルピスは、抗ウイルス薬だったとこがわかり、「解放する」が正解だった。
なるほど、これでレオンやシェリーの感染も治るのか。
敵が兵器として追い求めていたものが実は抗ウイルス薬だった、というオチは、意外性があって面白かった。
それ以上に面白かったのは、エルピスを手に入れるや否や、いきなり自分に注入するゼノの粗忽さだった。弾丸をヒュンヒュン避けまくれるゼノが一瞬で弱くなったのには、呆れてしまった。一体なんのために出てきたキャラなのか…と困惑してしまった。
その後、出てきたヴィクター・ギデオンが、世界の軍事バランスが抗ウイルス薬で崩れる、という感じのことを言ってたけど「崩れるか…?」と疑問に思った。ウィルス兵器の相互確証破壊みたいな状況にあるんだろうか。多分そういう設定なのだろう。
バイオの世界の設定は、そこまで綿密に作り込まれてなくていい。
ところで、エミリーの最後の写真では、眼まで治っていた。
エルピスはどれだけ凄い薬品なんだろう。次作以降、エルピス無双みたいになりかねないけど、「量産できない」という設定が加わりそうな気がする(笑)。
グレース
グレース編で、エミリー変異の次にえぐかったのは、この回転する刃物にベルトコンベアーが動いて次々ゾンビを飲み込んでいくステージだ。最初は慣れないので、刃物の近くで体術をつかっていたら、グレースまで飲み込まれてしまった。
まじでえぐかったし、ショックだった。

あとは、地下からの脱出で、エレベータの出口でThe Girlともみ合いになるシーンだ。エレベーターの箱の落下でグレースの脚が切断されたと思ったし、これもショックだった。
切断されたのが、The Girlの手で、使い道のわからないアイテムだったのは、何か悪い冗談なのかと思った(クリア後に攻略サイトで使い道を知った)。

エルピスを解放するための鍵、と言われていたグレースは特に鍵でもなんでもなく、ゼノの誤解に過ぎなかった、ということになるんだろうか。
グレースはクロエ、エミリー、マリーと同じ遺伝子のクローンなのだろうけど、なにゆえ生み出された存在なのか、という謎はまだ残ったままのような気がする。
クロエは悪い何かが発現したような感じで終わったし、エミリーとマリーは変異した。それなのに、グレースはエルピスも注入されていないのに、ゾンビにかまれても感染の予兆もない、というところにやはり特別な何かがあるんだろうか。あれだけ研究所にレポートがあったところからみても。
そのへんのことは丸々明かされずじまいだったので、DLCか、続編でまた明らかになるかもしれない。楽しみだ。
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