やがて冬が来た。
雪がコンコンと降る日でも、散歩は欠かさなかった。
ハスキーは、寒さが好きときてる、雪は特に嬉しい。
雪に埋まりながら大喜び。三匹で走る~走る。
白い息を吐きながらプロレスごっこ。
やがて春、ポカポカ陽気に浮かれて新芽の出た草むらではしゃぐ。
暑い夏、かなりグロッキー、それでも小川の水を3匹でゴクゴク美味しそう。
枯れ葉の舞い散る下をガサゴソ音を立てて走る。
毎日、散歩は続いた。伸び伸びと生き生きと皆幸せだった。
そうして数年の月日が立った。
その日も散歩をしていると、突然太郎が倒れた。
何故?あんなに元気だったのに?
慌てて病院に連れて行った。
お腹の中に癌が出来ていた。手術しますか?それとも年を取っているからそのまま
にしますか?
私は、悩んだ。太郎の為に何が一番良い選択だろう?
太郎は、急に食欲が無くなって来た。
私は、悩んだ末に結論を出した。
助かる保障があれば、手術をしたい。でもそれは分からないと獣医は言う。
太郎、ご免ね。自然に任せて行くことにするわ。
あなたは、この世に犬として生まれてきた。
私の感情で考えるより、動物の営みで判断しないといけない。
麻酔を掛けて、体にメスを入れ痛い思いをさせる事は太郎にとって苦痛なだけ。
虹の橋に旅立つ前日、もう起き上がる元気も無く、何も食べなくなった。
さぁ、太郎あなたは自由よ。鎖も必要無くなった。
鎖をはずして暫くして覗いたら、太郎が居なくなっている。
歩けない筈なのに、一体何処へ行ったんだろう?
私は慌てて近所を探した。
すると二筋向こうの散歩を手伝ってくれている家の玄関先に座っていた。
太郎は、最後のお礼に行ったのだ。
不思議な事に何故その方の家が分かったんだろう?
彼女は、私の所に来てくれるから、太郎を連れて行った事は無かった。
家がどうして分かったんだろう?
次の日、太郎は眠るように静かに息を引き取った。
倒れてから20目だった。
アリスと眞子はブルーの瞳で悲しそうに遠吠えをした。
太郎は捨てられた野良犬だったが、我が家で6年の時を過ごした。

雪がコンコンと降る日でも、散歩は欠かさなかった。
ハスキーは、寒さが好きときてる、雪は特に嬉しい。
雪に埋まりながら大喜び。三匹で走る~走る。
白い息を吐きながらプロレスごっこ。
やがて春、ポカポカ陽気に浮かれて新芽の出た草むらではしゃぐ。
暑い夏、かなりグロッキー、それでも小川の水を3匹でゴクゴク美味しそう。
枯れ葉の舞い散る下をガサゴソ音を立てて走る。
毎日、散歩は続いた。伸び伸びと生き生きと皆幸せだった。
そうして数年の月日が立った。
その日も散歩をしていると、突然太郎が倒れた。
何故?あんなに元気だったのに?
慌てて病院に連れて行った。
お腹の中に癌が出来ていた。手術しますか?それとも年を取っているからそのまま
にしますか?
私は、悩んだ。太郎の為に何が一番良い選択だろう?
太郎は、急に食欲が無くなって来た。
私は、悩んだ末に結論を出した。
助かる保障があれば、手術をしたい。でもそれは分からないと獣医は言う。
太郎、ご免ね。自然に任せて行くことにするわ。
あなたは、この世に犬として生まれてきた。
私の感情で考えるより、動物の営みで判断しないといけない。
麻酔を掛けて、体にメスを入れ痛い思いをさせる事は太郎にとって苦痛なだけ。
虹の橋に旅立つ前日、もう起き上がる元気も無く、何も食べなくなった。
さぁ、太郎あなたは自由よ。鎖も必要無くなった。
鎖をはずして暫くして覗いたら、太郎が居なくなっている。
歩けない筈なのに、一体何処へ行ったんだろう?
私は慌てて近所を探した。
すると二筋向こうの散歩を手伝ってくれている家の玄関先に座っていた。
太郎は、最後のお礼に行ったのだ。
不思議な事に何故その方の家が分かったんだろう?
彼女は、私の所に来てくれるから、太郎を連れて行った事は無かった。
家がどうして分かったんだろう?
次の日、太郎は眠るように静かに息を引き取った。
倒れてから20目だった。
アリスと眞子はブルーの瞳で悲しそうに遠吠えをした。
太郎は捨てられた野良犬だったが、我が家で6年の時を過ごした。
