そんな私に助け舟が現れた。

近所の、アリスフアンの方が見るに見かねて提案をしてくれた。

この地に来た時から、何くれと無く私の事を気に掛けて親切にしてくれる方。

美味しい物を手作りしては持ってきてくれる。

彼女も、拾った犬や猫を何匹も飼っている。

「散歩の時、毎日アリスは私が連れて行ってあげるわ」

あたしは、天にも登るほど嬉しかった。

それから彼女は、毎日、毎日、時間が来ると来てくれてた。

住宅地のすぐ傍に、森がある。

森まで3匹を連れてくと、紐を離す事にした。

三匹は、もう嬉しくて仕方がない。

伸び伸びと、森の中を駆け巡り思いっきり駆け巡る。

聞こえるのは、小鳥のさえずりだけ。

私たちも走ったり、して運動が出来る。

やがて秋が来ると、道端に栗が沢山落ちて栗拾いの楽しみもある。

池が有り、アリスは池に飛び込み泳ぐのが大好き。

眞子も太郎もそれを眺めているだけ。

ハスキーの毛は、水を弾く力があり、丘に上がるとブルブルとするだけで直ぐ乾く。