均整スタジオ(2016年10月10日)開催報告 | 身体均整師会付属均整センターのブログ

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身体均整法学園卒業生による臨床研究センターです。
肩こり・腰痛でお悩みの方、体調不良の方、格安で全身調整が何回でも受けられます。
身体均整法とは日本生まれの伝統整体の一つ。
一日に施術が受けられるお客様の数には限りがございます。お早めにお申し込みください。

大村浩二先生による均整スタジオを開催しました。

17名ほどの参加者が集まりました!

浩二先生のほがらかなキャラクターに包まれ、和気あいあいとしたスタジオでしたっ!

 

講題

『肩甲骨と足くびをケアして腰痛予防

〜こんなことが 腰の痛みになる なんて!〜』

 

腰がおもーい、だるーい、痛いって感じると、痛いと思うところをなんとなくセルフケアしてしまう人は多いのではないでしょうか。

腰の痛みの原因になっている8つの筋肉について、お話をいただきました!

 

その前に、

【ストレッチのコツ by 浩二先生】・・・・・・・・

効かせたい筋肉をより具体的にイメージすること!!

自然な呼吸

ひとつ、10~15秒ぐらい(5呼吸)でOK

お風呂からでて寝るまでの間に行うのが理想的(お水をコップ1杯飲むことを忘れずに!)

※食後30分は、内臓のほうの筋肉を動かす時間なので、消化不良の原因になりかねないので、避けて下さい。

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まずは、こちら。

○広背筋

育児中の人など子供を抱えるようなことが多い人。
デスクワークの人
※こちらの筋肉に負荷がかかると腰が痛くなります。

この筋肉を自分の体でイメージして!

 

(広背筋ストレッチ その1)

以下の写真のようににて、肘を頭の方に引き寄せます。

 

(広背筋ストレッチ その2)

足を肩幅に。伸ばしたい側の手をあげて、手の平を外側に。
反対の手を後ろからまわして手の平をあわせて、斜め上にストレッチ。

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○僧帽筋

首筋がカチカチになっている人。デスクワーカー。

この筋肉を自分の体で感じて!

 

頭の後ろで手を組んで、首の後ろが伸びているのを感じながら下を向きます。

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○脊柱起立筋

乳様突起も歪んできます。

(胸最長筋)

僧帽筋のストレッチを肘が膝よりも下になるぐらいまで深くしていく。

 

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○大腰筋

椅子に腰をかけている姿勢で疲労してくる。デスクワーカー。

深い筋肉なのでイメージしづらいかもしれないけど、想像してみて!

 

体重を前にかけるほどきつくなります。
前の膝は90度ぐらいにキープ。

 

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○菱形筋

ドライバー、デスクワーカー、バイオリニストなど。

腕を使う仕事の人。

 

写真のように、手を組んで、前に出しながら、背中を丸めます。

大胸筋のストレッチもセットで。
大胸筋のストレッチは、手を後ろにくんで、顎を少し上にあげる感じで、胸をはります。

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○前頸骨筋

手前の女性のように座った姿勢で、足首を伸ばします。

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○後頸骨筋・足底筋

 

上の写真の浩二先生のように、足の指をおって、正座のようにすわって伸ばします。

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足裏には、前頸骨筋・後頸骨筋の腰痛の反射点があり、竹踏みが効果的です

腰のため、腰をささえる足の裏のケアはよくしたほうがよいです!

 

 

デスクワークの人は、広背筋、大腰筋、僧帽筋・・・・など、自分に必要なものをピックアップして、負担にならない程度に習慣づけられるといいですね!

 

 

最後に、

腰をそらせることが姿勢をよくすること・・・と思っている人が割と多いかと思いますが、

姿勢をよくしようとおもったら、『肩甲骨を寄せる』 ようにしよう、とのアドバイス。

肩甲骨を寄せると、自信にあふれた感じになって、心理的にもよさそうな気がしました。

 

 

以上

 

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筋肉のイラストの写真は、『筋肉のしくみ・はたらき事典』西東社より。