2020年2月1日、岡谷にて総会を開催いたしました。
1991年1月「市民自治を進める会」を設立、1995年に「信州・生活者ネットワーク」と現行の名称に変更しております。
現在、代理人は長野市に1名。
2003年長野市で初めての代理人が誕生し、2期8年のローテーションを経て、昨年2019年に、3代目の代理人と、2名の元代理人を中心に、活動を進めております。
そして!
30回目の総会を迎える事が出来ました。
2019年、長野県は台風19号による大きな災害がありました。被災された方々、関係者の皆さま、心よりお見舞い申し上げます。
総会では、県に対し義援金を送ることを決議いたしました。
また「ネットながの」では、被災後、支援を行なって下さるNGOの方々とタッグを組み、子どもの居場所を作る事ができました。今後もその取り組みは続けます。
「ネット岡谷」は、香害に苦しむ子育て世代の方が行政に働きかけをするもラチがあかず、暮らしと政治が繋がっている事を多くの世代で実感する一年となったそうです。
「ネット松本」では、給食のあり方について、継続的に活動しております。
代理人報告では任期を終えた西村裕子が、「今後は一市民として運動化として活動を続ける」10月1日に着任した小林史子は、「情報を選択し市民に必要なものを届けたい」と、決意を語りました。
議案質疑では「ケアサポートネットワークながの」との連携や、生活クラブグループで始動したフードバンクを活用しての活動など、前向きな意見が提案され、滞りなく、議案審議が終了しました。
終了後、元代理人による、財政についてのミニ学習会も開催しました。
被災前に「今後は大規模自然災害が多くなるはずだから、総会では、経済の弾力性を示す指標など自治体の財政について、わかりやすく説明して欲しい」とお願いしていたら、まさかの台風19号からのミニ学習会となりました。
「私たちは予算措置に対して反対する事も多いけれど、ただ反対しているわけではない。財政をしっかりと把握した上で、使い方の優先順位が違っている!!と提案し続けてきた」
と、元代理人の丸山香里が話しました。
あまりにもタイムリーすぎる題材でもあり、一同食い入るように聞き入り、総会の全ての日程を終了いたしました。