平成30年9月21日
長野市議会議長 小林 治晴 様
長野市議会が厚生年金への地方議会議員の加入を国に求めることに関する申し入れ
長野市高田348番地
信州・生活者ネットワークながの
代表 丸山 香里
平成30年9月21日の議会運営委員会で「厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書(案)」
の取り扱いについて協議が行われ、9月定例会最終日に議員提案をし、委員会審査を行わず、即、
本会議での質疑討論のみを行い、その場で採決することが確認されました。
厚生年金への地方議会議員の加入は、長い将来にわたり、市民の税負担が必要になる問題です。
地方議会議員が厚生年金に加入した場合、保険料の半分は自治体が負担することになるため、全国では年約200億円の公費負担が必要と試算されています。長野市の新たな公費負担は年35,279,469円と試算されています。しかし、このことを知らされている市民が何人いるでしょうか。
また、市議会議員共済会への負担金が平成30年度は全国で392億円、長野市が107,772,600円であること、この負担金がまだまだ先まで続くことを知らされている市民が何人いるでしょうか。
長野市議会基本条例第3条には「議会は市政における唯一の議決機関として、市民の意思を市政に反映させるため、公平かつ公正な議論を尽くし、真の地方自治の実現を目指すものとする」と記されています。また、最終日に提案される意見書(案)には「地方議会議員は、これまで以上に地方行政の広範かつ専門的な諸課題について住民の意向をくみとり、的確に執行機関の監視や政策提言等を行うことが求められています」と記されています。
地方議会議員の厚生年金への加入については、市議会から市民に積極的に情報を伝え、市民に開かれた場で議員間討議を十分に行い、市民の意見を広く聴取した上で、市議会としての意見をまとめていただくよう強く求めます。
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9/21の議会運営委員会で公開質問状に対して議論されました。傍聴した代理人の西村裕子(長野市議会議員)から報告がありました。
改革市民ネット 布目委員
→「
共産党 野々村委員
→「この意見書の案がどこで話がまとまったのか疑問。
新友会 高野委員(意見書提出者)
→「意見書案は5人の連名であるが、
オブザーバー 無所属 小泉議員
→
[高野議員の「早くしないと十分な対応が取れない」
新友会 高野委員
→「質問に答える必要なし。」
これ以上ほかの委員からの挙手・発言がなく、
との事です。
西村さんと、小泉さんは無所属で会派に所属していない為、議会運営委員会のメンバーにはなれないので、オブザーバーとしての参加です。オブザーバーからの質問なので、答える必要はないという事なのだと思います。
ほんまに、何で早くせんと十分な対応ができんのや??私も知りたいです。
予定通り議会の最終日、9/25の午後に上程され、
質疑、討議、採択は9月25日の15時から始まる事が多いです。
信州・生活者ネットワークながのでは、11時から12:30頃まで、市役所周辺で抗議行動を行いたいと思っております。
私=山岸綾子(報告者)