7月21日の夜は懇親会でした。
↓大久保公園
ワーカーズコレクティブの皆さんに作っていただいた、お料理の数々。
どれも皆、ものすごく美味しかった。
ミョウガの酢漬けのお寿司。
2日目の22日は分科会と全体報告会がありました。
↓こんな感じ。
共住懇=きょうじゅうこん、(外国人と共に、住む、新宿区まちづくり懇親会)の略。
代表の山本重幸さんとおばちゃん(お名前聞き取れず、山本さんかそうおっしゃっていたので使わせてもらいます)にご案内頂きました。
新宿の人口は34万人のうち12%が外国人で、
様々な生活や多様な価値観を持った人々が生活している多文化コミュニティです。
新宿区には沢山の韓国の方が住みコリア文化の拠点もできていますが、実は国籍別では、中国の方が一番多く、韓国、ネパールと続き、実に133カ国、4万人がお住まいになられているそう。
メディアによって、コリアンタウン、新大久保のイメージが拡大し、誤った情報を元に、やがてヘイトスピーチが始まったそうです。
ヘイトスピーチが盛んな頃、デモの集合場所となっていたそうです。
↓ハラール認証を受けた肉を扱うお店のトラック。イスラム圏の方々が沢山住まれているエリアで撮影。
↓最近、パワースポットとして有名になっている皆中稲荷神社。天文2年大久保の守り神として祀られ、かつては、皆中(みなあたる)というところから、鉄砲隊の信仰を集めたとの事。今は賭け事勝負にあたる!と賑わっております。
外国人問題はゴミ問題。とよく言われるますが、
本来は住宅環境問題。
また一口にゴミ問題と言っても、時代の変遷と共に問題点は移り変わっているそう。
以前は家庭ゴミの問題が深刻でしたが、ゴミの捨て方を5言語で示すなど少しずつ解決してきており、今はむしろ商業ゴミの問題が多いとの事。
例えば外国人はなかなか部屋を借りられない。と聞きますが、今、新宿区では、日本人が外国人に部屋を貸すのではなく、外国人が外国人に部屋を貸すのが当たり前になってきているそうです。
また、家族での滞在者が増える一方でビジネスをする場所として活用する例も多く見られ、その大型化と多角化は著しいそうです。商業ゴミの問題が大きくなってきているというのにもうなづけます。
以上、「五感を使ってまちを見る、聞く、嗅ぐ、触る、味わう、歩く」を実践して参りました。
堪能したい方は、共住懇の皆さんにツアーをご依頼下さいませ。
次は、他の分科会の模様をお伝えしたいと思います。