皇位の「国民の総意」は父系一系
この小堀桂一郎氏の記事の中に「国民の総意」ついて語られいる。
昭和23年刊行の和辻哲郎著『國民(こくみん)統合の象徴』
【国民の総意の定義】我が国の歴史に於(お)ける神武天皇の肇国(ちょうこく)、それによる日本国家の成立といふ動かし難い事実があり、爾来(じらい)この国は二千年に亙つて男系継承といふ不動の原理に立つ皇統を守つて来た、これを国民の総意の最高の表明と見做す
即(すなわ)ち「国民の総意」といふ概念は肇国以来二千年に亙り日本国民であつた住民の全ての意志の最大公約数として抽出されたものであつて、歴史上の全人民の間に取交された暗黙の約束である。変る事はあり得ないし後世の人間には如何なる手段を以(もっ)てしても変へる事は出来ない
<私見>
この説論は私が抱いていた国民の総意の解釈とまったく同じであると安心したし、現憲法公布の時点でこのような考え方をしっかりともつ識者がいたことに胸を撫で下ろすことができた。
大御心と大御宝との二千数百年間に及ぶ絆であり、これを後世の人間の浅識で変えたり、断絶することは出来ないし、許されない原理であるのだ。
仮に独裁政権やリベラル政権が誕生し、天皇を有名無実にしようとも史実としては消せない日本の最も尊い遺産である。
今回、もし皇室典範を改正できなくなる事態が国会で起きたっとすればそれはそれで仕方ないが少なくとも女性・女系天皇はないことだけは確定する。
ただ、この先、法的に正統な皇位継承者がいなくなる事態が確定すればその時にどうするかはその時の国民意識と政治体制や世界情勢に依存するのみである。

