こんにちは!社長の金山です。
今日は2週間前に行って来ました今年の新世紀PV会(太陽光発電設備施工業者会)の研修旅行を報告させて頂きます。

今年は大分県・九重(このえ)町にある八丁原(はっちょうばる)地熱発電所と熊本県阿蘇・西原村にある阿蘇にしはらウインドファーム(風力発電所)の視察研修に行って来ました。

八丁原地熱発電所は九州電力㈱が運営している発電所で国内最大の地熱発電所です。
出力は1号機2号機合わせて110,000KWを発電し昭和52年から稼働しています。
地熱発電は化石燃料は全く使わず、地下から取り出した蒸気を利用するクリーンな発電です。
火力発電のボイラーを地球が果たしています。
地下の岩盤の中に閉じとめられマグマの熱で高い温度になっている地下水を蒸気井(じょうきせい)で取り出して発電に使います。
蒸気井は31本あり、深さは760M~3000Mまでと様々です。
蒸気を汽水分離器で取り出した残りの熱水はフラッシャーを経由し圧力を下げる事によりもう一度蒸発させ、その蒸気も発電に使い、残りの熱水を還元井により再び地下へ戻しています。
この熱の有効利用をはかるシステムをダブルフラッシュシステムといって、このシステムで出力を約20%も増加させています。
 
水蒸気噴火ではありません!メンテナンスしている蒸気井から大気に開放している所です。

蒸気タービンで発電機を回して電気を作り送電されます。
一般家庭・約3万7千軒分の電気を賄うことが出来、年間の発生電力量は約8億7千万キロワットで、ほぼ20万キロリットルの石油が節約できます。

少し前に御嶽山の噴火が有りましたが、地球の持っているエネルギーの有効利用はこれから更に増えてくると思います。

 つづいて、阿蘇にしはらウインドファームは(株)グリーンパワー阿蘇(電源開発㈱100%出資)
の風力発電所で、平成17年から稼働しており、出力は17,500KWを10基の風車で創っています。
風車中心の高さは地上から60mで風車の翼の直径は66mです。
風車の回転数は毎分10.5~24.4回転です。
ここで創った電気を九州電力㈱に売電しています。
1年で約2,510万キロワットを発電し、一般家庭の約7,100世帯分の年間消費電力量をまかなっています


逆光ですみません!
  
      Vestas社製(デンマーク王国)

風力発電の風車は県内でも米山をはじめ数か所に設置されているのでご覧になられた方も多くいらっしゃるとは思いますが・・・・。

今回の研修旅行も天候にも恵まれ地熱、風力、野立てメガソーラーを見て回ることが出来、
見分を深める事が出来ましたが、雪国新潟、特に長岡では残念ながら気候条件的に厳しい設備ではあるだろうと、少し羨ましく感じながらの研修旅行でした。

いつもながら、私が不在の間の留守を守って貰っている社員に感謝!感謝!!

皆様も観光地+クリーンエネルギー施設をめぐる旅行は如何ですか?!