この本は、出光興産がモデルの実話です。
今回を機に僕の中で一番尊敬する方が出光興産の創業者出光佐三さんになりました。
「このような人になりたい」と本気で思いました。
本を読んでて鳥肌が立ったのは初めてかもしれません。
物語的に書いてあるので、すーっと自分の中に入ってきて上下巻に分かれている大作にも関わらずさらっと読めてしまいました。
この本から学んだことは以下です。
「自分の中の正義を作る事・貫くこと」
出光さんは、戦前に起業され幾多の厳しい試練を乗り越えてきています。
その試練の際に二者択一を迫られた時の、判断軸が自分の正義をもって判断されています。
自社の利益ではなく日本や世界のことを考えて判断されていてとても常人にはできないことだと感じました。
出光さんの判断によって、利益を得る人と不利益を被る人がいる中で周りの雑音に惑わされず自分の正義で判断をしていらっしゃいました。
やっぱり
自分の中の正義=ビジョン
だと思います。
ビジョンを貫き通す為に命を掛けれる位の事をまずは見つけます。
出光興産は戦後日本の石油会社の中で唯一外資の石油会社に屈さず民族会社として経営をしています。
現代の社会は、国内の企業と外資がの間で多くの資本提携が行われ、多くのシナジー効果が発揮されています。
それは各企業のビジョンに沿った経営戦略であるので良し悪しは問わないのですが、日本の古き良き「経営手法」が蔑ろにされているのはなんだか寂しい気持ちになりました。
現代の能力主義や有期雇用契約などのスタイルも良いですが、日本発の古き良き伝統を重んじた全く新しいスタイルが日本のなかで生まれると良いのではないかと思いました。
出光さんがすばらしいのはもちろんのことですが、その周りの人たちの素晴らしさがじわじわくる一冊です。
この本は僕の中で一番好きな一冊になりました。
海賊とよばれた男 上
海賊とよばれた男 下