妊活・不妊治療とセックスレス問題 | リスタ・カウンセリング・ルームのブログ

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ルームの紹介や個人の心理的問題や対人関係問題、夫婦関係、家族関係、性の問題などの説明と専門心理療法の認知行動療法や夫婦・家族療法、セックスセラピーについて書いています。

 

  妊活・不妊治療をはじめる前に、セックスのことで知っておいていただきたいこと

 

 

1、男性・女性の問題にかかわらずの未完成婚の夫婦やセックスレス状態が続いている中での

  不妊治療を行おうとしている夫婦の場合に注意してほしいこと。

 

 

2、妊活・不妊治療をはじめようとしている夫婦や始めたばかりの夫婦が、妊活の場合も不妊

  治療を受ける場合も、はじめは排卵のタイミング(指導)に合わせて行いますがその時に

  注意してほしいこと。

 

 

 

1、男性・女性の問題にかかわらずの未完成婚の夫婦やセックスレス状態が続いている中での不妊治療を行おうとしている夫婦の場合に注意してほしいこと。

 

未完成婚やセックスレス状態でも、人工授精から始めることで妊娠・出産は可能ですが子供を出産してもセックスレスの状態が続く可能性がございます。

そうなると、子供は授かったがセックスレス・未完成婚は解消せずに離婚ということが起きることがございます。
実際にこのような状態で相談に来られた夫婦で離婚されている方もおられます。

 

もちろん、子供が欲しいと思っている夫婦で、女性の年齢が35歳を過ぎているとすぐにでも不妊治療はじめたいと思うのは自然なことだと思います。

ただ、女性の年齢が35歳以下でも以上でも、妊活や不妊治療を行いながら同時に未完成婚やセックスレスの解消を目的としたセックスカウンセリングも受けてもらいたい。
そうすることで、お互いがセックスレス解消やセックスを行えるようになりたいと考えている意思が行動によって確認できることとで妊活や不妊治療も不安なく行える。

また、カウンセリングの途中で妊娠したとしても出産後に再開もスムーズにできると考えます。

このような方もおられます。

子供は欲しいがセックスはしたくない。
夫婦が同じ考えであれば問題ないが、片方がこのように考えている夫婦が出産後に離婚する場合が多いと思います。

なので、先ほど書いたように妊活や不妊治療をはじめる前に、未完成婚やセックスレスの解消を目的としたセックスカウンセリングを一緒に受けるかどうかの確認しておくことが必要です。


ただ、夫婦が当初はセックスは必要ないと言っていたが、出産後どちらかが必要と考えが変わる場合もございます。この場合は予想がたたないのでとても難しいし、離婚の確率が増えると考えます。

 

 

2、妊活・不妊治療をはじめようとしている夫婦や始めたばかりの夫婦が、妊活の場合も不妊治療を受ける場合も、はじめは排卵のタイミング(指導)に合わせて行いますがその時に注意してほしいこと。

 

 

妊活や不妊治療をはじめると、当たり前のことですが『妊娠、出産』が中心に考えるスタイルになってしまう方が多くおられます。

 

夫婦が同レベルで考えていれば問題ないですが、どうしても女性と男性ので温度差ができたりしてしまいます。
なので、温かい雰囲気の関係性の中で確認をしながら進めてほしい。

 

しかし、女性が排卵のタイミング(指導)に合わせてセックスをすることだけを求め始めると、男性はセックスが義務的に思い始めてしなくなってしまったり、今日(排卵)と言われたりすることがプレッシャーになりセックスが楽しめなくなりセックスレスになってしまったりします。

 

妊活や不妊治療を行うときには、セックスを楽しみながら、排卵のタイミングにも合わせて行うことを夫婦で心がけてほしい。

 

もちろんステップアップして、人工授精、顕微授精などに進んでもセックスは楽しみながら行ってほしいものです。

 

 

お二人が子供を授かりたいと思っているのに、妊活や不妊治療をはじめたらセックスについて険悪になることは避けていただきたい。

 

 

新横浜の

リスタ・カウンセリング・ルーム

 

千田 恵吾