2020年・セックスレスの相談をしていて(性問題の相談はまだまだ敷居が高いのかな?) | リスタ・カウンセリング・ルームのブログ

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ルームの紹介や個人の心理的問題や対人関係問題、夫婦関係、家族関係、性の問題などの説明と専門心理療法の認知行動療法や夫婦・家族療法、セックスセラピーについて書いています。

今までにも男性側・女性側の問題にかかわらずセックスレスの問題は、セックスレスや性生活専門の相談機関に今すぐいってくださいと書いているので、悩まれているカップルやご夫婦は相談に行かれていることと思っております。

 

 

特に男性側の問題でのセックスレスは、男性性・女性性の違いを理解すれば、全員とまでは言いませんが、普段まだ仲がいいのであれば、ほとんどのカップルや夫婦のセックスレスの問題は1回で解決しています。

カウンセリングというより、正しい知識の教育・レクチャーといった感じです。

(なお、自然に解決するだろうと思っている方は、二人の関係が悪くなることがあっても解決はしません。ただ、期待薄ですが偶然解決する場合もあることも事実です)

普段の仲がいいのであれば、1回で解決する問題を6か月とか1年、長いと4年・5年と相談に行くのを無駄に伸ばすことは、相方の精神状態をそれだけの期間、不安定にしているということを知っておいてください。

来ていただければきちんと説明いたします。

 

 

年間で100組から200組のセックスレスの相談を長年行っておりますが、つい最近相談に来られたご夫婦にも(時々このようにいう人がおられます)「別のカップルやご夫婦とはいえ、毎回の相談で同じ説明やレクチャーをしていて飽きませんか」と飽きはしませんが、もっとセックスや性生活の相談に関心を持って、性や性差に関しての正しい知識をもった公認心理師や医師、看護師が多く出てきてほしいなとは思います。

 

 

例えば、ホームページなどにセックスレス・性生活の専門相談機関と表示しているところに行って、初回相談で性差などを含めた性教育(心理教育)も丁寧に行わなていで、

「下着を旦那さんの好みにしたり」

「ハグなどで触れ合う機会を多くしたり」

「普段の仲はいいと言っているのにもかかわらず、もう少しコミュニケーションの量を増やした方がいいですね」

などという的外れなアドバイスをするようなところであれば、例えホームページとかに「セックスレス専門の相談機関です」と書いていても、その機関の心理師の方はたぶん大学院レベルでの性科学などの専門の勉強はされていないかなと思います。

(専門に相談している者として、上記のような相談機関で専門といっている人は、何を根拠に専門といっているかと思ったりします)

 

後、自分も経験者ですという方はそれを言った地点で専門家ではないかな。

というのは、わたくしも相談を受けていますが、うつ病や不安障害、その他精神疾患を診ている方で、私も経験者だからわかるということを言う専門家はまずいない。

セックスレス問題だろうとうつ病だろうと専門家という方たちは、それを科学的な視点で勉強をしてきて客観的に判断でき相談できるようになるためのトレーニングをしてきたから相談に乗ることができるということです。

(相談には自分もという主観が入ってはいけないから、経験者は経験していない者以上に客観的な判断ができるトレーニングが必要になる)

 

 

ハッキリ言っておきます。

セックスレスの問題の始まりは、カップルや夫婦の関係性の問題や相性などが主な問題ではなく、お互いに男性・女性の性(セックス)に対しての捉え方の違いに関する知識がないことと、当たり前なのですが男性性と女性性ではお互いセックスから得る感覚が全く違うということに対して、感覚的理解ができないことで起こっている問題です。

 

だから、本人たちが男性性・女性性がわかればカップルや夫婦の関係性を見直す必要などないし、そのようなアドバイスはしたこともありません。

そして、一回の相談で終了しているカップル・夫婦がほとんどです。

(先ほども言ったように、専門というところに行って、カップルや夫婦の関係をまずよくしていきましょう、ハグやキスなど身体接触を増やしていきましょうというところは怪しいというか、よく言う自称専門家といっている機関であろうと思います)

 

ただし、カップルや夫婦の人間関係まで発展している場合は、性問題よりも関係性の解決を優先しないといけない場合(セックスレス期間が長く相手に不信感を持っている)やどちらかまたはお二人ともがうつ病、発達障害、人格障害、その他の精神疾患になっている場合は認知行動療法などを用いて精神疾患の解決を優先したりします。

 

では、何を基準に専門機関や専門家を探せばいいのか。

(カウンセラーを探すときにとても重要なことです)

私・千田のセックスセラピー/夫婦療法の指導者はメリーランド大学の教授と日本家族療法学会(旧日本家族研究・家族療法学会元会長)です。 

なお、私は日本の学会認定資格は持っていませんが、日本では、日本性科学会という学術団体が、セックスカウンセラー/セックスセラピストの資格認定を行っているので、必須資格として公認心理師、医師、看護師の国家資格を持っていて(そもそも国家資格を持っていないカウンセラー/セラピストは論外)、上記の学術団体の資格を持っていれば、一応きちんと勉強をしているセックスや性関係の専門と考えていいと思います。

 

 

カップルや夫婦仲がそれほどこじれていなければ、まずはお互いが正しい知識が必要です。

というより間違った知識(実は知らないということ)が問題を起こしているだけの場合がほとんどです。

 

相談に来られるカップルやご夫婦が、レクチャーを受けた後にそれぞれ自分の性については「その通り」相方の性については言われていたが「知らなかった」「そこまでとは思わなかった」「感覚的によくわからなかった」と言われる方々が女性も男性も多くおられます。

 

もう一つ、友達への相談もあてにならないかなと思います。

彼女・奥さんが女性の友達に相談したときに 「うちも同じようなものよ」といったとしたら、その女性もセックスレスの状態であるということなので、普通は感情はきっと乱れて不安定な状態であろうと想像できます。または、すでに離婚を考えているか。ということになるかな。

だから、相談したときに友達が「うちも同じようなものよ」と冷静に話をしているのであれば、この家はきっとセックスレスではないんだなと考えていいと思います。

セックスレスの状態のあなたなら理解していただけると思います。

 

次に男性の場合は、男性友達が「うちもセックスレスだよ」といったとすれば、きっとその家は修羅場と化しているであろうと考えるので、家庭に問題がなさそうであれば、きっとセックスレスではないと思います。

 

 

最後に、つい最近あるマスコミ関係にお勤めのご夫婦が相談に来られた時に、レクチャーの内容をホームページやSNSにアップすればいいのにと言われたので、アップすると中学生や高校生の子供も見ることになってしまう。

そうすると正しく理解をしないで暴走する危険があるのでアップしないのです。といったところ「確かに」とその方も納得されていました。

 

また、医師や公認心理師、教師などの専門職の方たちもセックスレスの問題でご夫婦で来られるのですが、説明内容について「相手の性について正しく理解できるが、子供たちがホームページやSNSで書かれている文字だけを見ると誤解するというか飛躍して考える。または、都合よく考える可能性があるのであるのでアップしない方がいいですね」と言われるし、私のそう思っております。

(ただ、謎めいた話でもなく、多くの人が学習する機会がない男性性・女性性の普通の話です)

 

 

男性側の問題・女性側の問題どちらの問題であっても、セックスレスで困っているカップル・ご夫婦は、まずは正しい知識を学習しませんか。

それだけで問題解決がするカップル・夫婦が多々おられます。

 

 

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千田 恵吾