2015年度最初の横浜認知療法研究会(1月18日開催)を終えて。
今回、研究会で取り上げた題は「メタ認知療法」
参加者は臨床心理士、産業カウンセラー、看護師、教諭で7名でした。
メタ認知療法については、研究会でたびたび出てくる話題であり、メンバーにも研究者がいるので、今回は「メタ認知療法」(日本評論社)を用いて「第1章メタ認知療法の理論と特質」を輪読、途中で検討を行う形で進めました。
参加者の感想は、ベックの認知療法に加え、メタ認知療法の視点や技法を使えることで、特に再発を繰り返しているうつ病をはじめとする精神疾患や慢性疾患の治療に幅ができる。
また、両療法ともが短期療法であり、自費での相談を行っているところでは、患者さんや相談者の方の経済的な負担も少なくてすむ方法である。
など、とても利用価値のある療法であるという意見でした。
参加者はメタ認知療法については初めての方が多く、今までの認知療法に加えることで、とても臨床的に幅が持てる療法のひとつであると感じていました。
ただ、メタ認知療法の視点を持つには、治療者が訓練をしないと自動思考やスキーマなのか、メタ認知を扱っているのかという区別を持つことが難しいかもしれないという意見もでており、今後も研究会では取り上げることで終了となりました。
次回の研究会は、2月15日(日)
研究会にご興味をお持ちの方は以下のページを参照してください。
横浜認知療法研究会
http://www.y-sinrisoudan.ne.jp/cognitive-r.htm