うつ病で1年以上クリニックや病院に通院している方 | リスタ・カウンセリング・ルームのブログ

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新横浜にある、リスタ・カウンセリング・ルームのブログ。
ルームの紹介や個人の心理的問題や対人関係問題、夫婦関係、家族関係、性の問題などの説明と専門心理療法の認知行動療法や夫婦・家族療法、セックスセラピーについて書いています。

現在も多くのうつ病の方は、仕事への復帰問題、今後の生活問題、ご結婚されている方は夫婦や家族の問題など、ご自身のうつ病の問題に加えて周囲のことも気がかりであろうと思います。

さて、今回書かせていただくことは、クリニックや病院に通院されていて薬物療法を1年以上続けていて、ある程度回復しているがいまだ休職中であったり、また、今回が2度目・3度目と再発を繰り返されているうつ病の方であったりする方に、ひとつの方法として知っておいていただきたいことを書かせていただきます。

うつ病になられた方(病気でない方はここでは除く)のファストチョイスは精神科での薬物療法であることは承知の事実です。

ただ、上記にも書かせていただいたように、薬物療法である程度よくはなっり、1年以上薬物療法を続けているが出社できないでいたり、再発を繰り返している方は一度主治医に心理療法について相談されるのもひとつの方法だと思っております。

通院されているクリニックや病院の心理士や当ルームのような外部機関に、紹介してもらえるのか、また、自分には心理療法は必要ないのかなどの相談をされるのがいいと思います。

なぜなら、上記のような長引いている方や再発を繰り返している方は、認知行動療法でいう「スキーマ」(昔から続いていて現在も割りと強く思っている考え方)が問題となっている場合が多々あります。元気な時にはそれなりに対処ができていた考え方(スキーマ)が、うつ病になったことを境にコントロールが利かずに、その影響を強く受けてしまってなかなか問題解決につながらないという方がたくさんおられます。

経験的にスキーマ問題が再燃した場合は薬物療法では解決が難しい。
というのは、人格障害という問題(主な問題がスキーマである)を解決するためには、不安や落ち込みは薬物療法で解決できても、その人の今までの経験に対する考え方や行動の修正は認知行動療法や心理療法がファーストチョイスになるから。

私が主催している「横浜認知療法研究会」でも、長引くうつ病、再発を繰り返すうつ病の「スキーマ」に対する、認知行動療法での対応方法など、医師や臨床心理士、看護師、保健師、作業療法士、教師、その他の専門家と討論と研修を行っております。

心理士で鍼灸師でもある千田が思うのは、うつ病と診断された方で、6ヶ月は薬物療法を受けてよくなっているなと実感される方はそのまま継続されて、ある程度よくなっているが、なんか心にしこりがとか、もうひとつ何か足りないようなとか、昔から思っていることが強く出ているなど、強い思いが出てきたように感じる方は、主治医に心理療法やカウンセリングはどうなのかというご相談してください。


うつ病は早めに対処すれば必ずよくなります。
早めの薬物療法、6ヵ月続いたら心理療法の併用を考えてみる。