2014年度後期の2回目の「認知行動療法の基礎を学ぶ」を終了して。
今回は、医師、臨床心理士、看護師、作業療法士と15年間続く認知行動療法セミナーで二人目となる鍼灸師の方に参加していただきました。
その鍼灸や鍼灸師のことについて書かせていただきます。
千田の専門としている認知行動療法ともうひとつの専門である鍼灸治療、15年間続いている認知行動療法セミナーで二人目となる鍼灸師の方に参加いただいてとてもうれしく思うのと、私が鍼灸治療で専門としている自律神経系や疲労、心身症、未病といわれる問題など鍼灸の対象となっている疾患をお持ちの患者さんがとても多い現在において、認知行動療法を学ぼうとする鍼灸師が今迄で二人というのは、ちょっとがっかりであり寂しい気持ちでもあります。
ただ、今回参加いただいたのが、鍼灸の大学の準教授ということで、鍼灸師の方々の中にもちょっと広がりを見られるきっかけになるのかなという期待はあるが、セミナー終了後にお話をさせていただいて、その期待もうせてしまったという感じです。
もし、これを読まれている鍼灸師の方がおられましたら、ぜひ、全日本鍼灸学会だけではなく、西洋医学と書かせていただきますが、内科学会をはじめ、心身医学学会、その他、医師が中心となっているの学会でエビデンスを含めた発表をできる鍼灸師がどんどん増えていただければと考えております。
鍼灸は長い歴史がある治療方法であるから、その正しさを現在のわかっている範囲での検査方法で、証明をするのが鍼灸師の仕事の一部であろうと考えております。(鍼灸の技はエビデンスがあってのことではないだろうかと思っております)
また、鍼灸治療でなんでもできるのではなく、患者さんのために鍼灸以外に医学や心理などの様々なよい治療方法を勉強し治療に取り入れて行える治療者が、鍼灸師の中からたくさんでていただければと思っております。
垣根を鍼灸師が作らないで、患者さんのためによりよい治療を行える方法や患者さんのために、どのような併用方法をとり入れて行うのが効果的な治療方法なのかなど勉強や研究、そして実践を行うことが大学や一部の研究者だけでなく、広く鍼灸師を仕事としている方々の責任や義務ではないのかと思っております。
開業権のある施術や治療を行っている者であるという自覚のもと、患者さんのために常に、広く勉強と医療の専門家が集う学会で発表をするのが、私たちの責任の一部分ではないかと思っております。
鍼灸師の方、頑張りませんか。