今日は瞑想まで持っていけませんでしたので、あらすじだけです。
松江は冬真っ只中です。東北ほどではありませんが、風が冷たく、寒さを感じます。西日本の田舎では、今でも窓の目張りをしませんし、暖房を一日中つけっぱなしにすることもあまりありません。新潟の人が「広島の家は寒い」と言うのですが、西の人はその意味がわからないのです。
松野家では毎月10円を返済していますが、借金取りの銭太郎は「この寒い冬に毎月10円も返してどうする。来月は返済額を減らせ」と妙な文句をつけています。
銭太郎は松野家の生活ぶりを気にしているようですが、もし誰かが凍死したり病気になったりしたら取り立てができなくなるからなのか、、、それとも、単なる人情からなのかは分かりません。
トキの給料は20円で、そのうち10円はタエ様たちの生活費に回し、残りの10円は借金の返済にあてているようです。暮らしは楽にならず、冬だからせめて炭くらいは買いたいところです。
司之介の能天気さは相変わらずですが、フミは内職で稼いだお金で怪談話の本を買い、トキにプレゼントしました。トキは大喜びで抱きつきました。
トキが出勤すると、ヘブン先生は「寒い、ジゴク。寒い、ジゴク。」と連呼します。日本家屋には暖炉もストーブもなく、あるのは火鉢だけです。
トキは風呂を沸かしてヘブン先生に勧めますが、これは湯冷めして風邪をひきそうですね。
そんなところへ、中学生の小谷がやって来ました。彼はヘブン先生が忘れたノートを届けに来たのです。
しかし、小谷の本当の目的はトキだった。彼には、妖怪のようなトキが綺麗な女性に見えているらしく、恋をしているのです。彼は18歳ぐらいなのでしょうか?トキは、20代後半かなぁ?
翌朝早く、小谷はトキの長屋をそっと覗いていた。出勤前のサワがそれに気づき、怪しく、、、不思議そうに声をかけると、彼は「秋生まれの春男です」と自己紹介した。
サワが立ち話を始めると、小谷が「おトキさんの好きなものは?」と聞いてきた。サワは「怪談」と答える。さらにサワが「トキのどこが好きなの?」と尋ねる。と小谷は「顔です」と返す。なんともあり得ないやり取りで…やっぱり、みんな妖怪だ。
というわけで、外の騒がしさに勘右衛門が現れ、小谷をヘブンの弟子と勘違いして木刀を構えた。小谷は慌てて学校の方へ走り去りました。…まったく意味不明な妖怪たちの縄張り争いです。なんか妖怪、これでいいんかい?です。
今日は書くことが思いつかず、瞑想までは至らなかったので、あらすじだけにしました。
というわけで、妖怪「女中女郎」(ばけばけ28、30、32、34、40、41、43)の続きです。
天険と空純は、これまでの過去をお互いに語り合った。天険は40代後半、空純は40代前半に見える。(年齢はつじつま合わせのために適当です。)
空純は天険を、あのお婆さんから譲り受けた山里の家に招いた。ちょうど帰る予定でした。
そして純空は天険に「仇討ちの資金が尽きかけているのなら、虚無僧になってみてはどうか」と提案し、そのための得度を勧めた。
得度といっても、純空独自の自然法則を活かしたもので、霊能者としての彼のイニシエーションのようなものです。天険はそのイニシエーションを受け、虚無僧になれば托鉢しながら旅をして仇討ちができると考え、その提案を受け入れました。
純空と天険が奥山の盆地の家に着いた。村の中央を流れる大川のほとりに河童の祠が祭られていた。誰かがいつも何かをお供えしている。純空も夏にはきゅうりをお供えしていた。
翌日から天険の修行が始まった。内容は、睡眠(昼夜2回で4時間づつに分けて寝る)、食事、風呂、トイレ以外のすべての時間を使って、7日間ひたすら般若心経を唱えるというものだった。それが終わると、次は庭の木の下に座って一晩中瞑想する。昼寝を挟みながら、これを3日間繰り返した。その際、蚊を避けるため、むしろなどで体の周りを覆っていた。
これらの行は、天剣の氣の流れを整え、エネルギーを高めるためのものです。特に木の下での瞑想は、木の毛細管現象を活用し、瞑想が心地よく感じられるように導くためのものです。
その後、観音経を唱えて得度を終える。これが純空が考案した得度のイニシエーションです。
得度を終えた後は、虚無僧になるため、尺八の練習に取り組みます。ただし曲を吹けるようになるのではなく、特定の音を出すことを目的としています。今でいうソルフェジオ周波数にあたるもので、托鉢用に選んだのはその中の528ヘルツ、愛と奇跡、そしてストレス軽減の波動とされる音です。
ソルフェジオ周波数の科学的効果を徹底検証|528Hz・432Hz・963Hzの実証研究とヒーリング効果 | AIリサーチポータル:知識のショートカット
天険はこれをわずか一週間でマスターしました。
山里での暮らしが一か月経ったので、空純と天空は連れ立って旅に出た。空純は死に場所を探す托鉢の旅で、天空はロスロックを打つための情報を集める旅です。
(長くなったので、今回はここまで。続きはトキの動きに合わせて書くつもりです。)